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康二side
月曜日に会社に行った
康｢ご迷惑おかけして申し訳ありません
なに今さら戻ってくるんだって
思ったかもしれませんが謝りに来たかったので…
ではお世話になりました｣
俺は礼をして帰ろうとした
部長｢向井、待ちなさい｣
部長に止められて戻ると
部長｢これ、受理しなくて良いよな？｣
と言うて俺が提出した退職届を破った
康｢えぇ!!｣
部長｢お前はうちのエースだ
何があったかは知らないし聞かない
それからこれからも受理するつもりはない
これからも頼むよ｣
康｢…すみません
ありがとうございます｣
部長｢すみませんはいらない
ありがとうだけ受け取っとくよ｣
佐｢なに、突っ立てんの？
聞きたいこといっぱいあるんだから
早くこっち来て座れ｣
康｢さっくん…
ありがとぉな｣
その日からまた元通りになり
仕事もプライベートも充実していた
亮平とも仕事終わりに会ったり
土日はお互いの家に泊まったりしとった
俺の同期のさっくんと亮平も仲良くなって
３人で遊んだりもするようになってん
改めて俺は周りの人たちに
恵まれてるんやなって思った
会社に迷惑をかけてしまったから
それを挽回するために一生懸命やっていたら
エースも保てるようになった
相手先の会社もいろいろ増えて
自分で言うのもあれやけど結構良い感じに
思ってくれてるみたいなんよ笑
亮平にもさっくんにも部長にも
会社のみんなにもほんまに迷惑かけてもうて…
反省せなアカンね…
亮平も会社まで行ってくれたって聞いたし
ほんまにしっかりした彼氏やで
俺なんかが亮平の彼氏でええんか？
阿｢康二〜｣
康｢亮平、お疲れさん｣
待ち合わせしてるん忘れてた笑
阿｢今日って俺んちだっけ？泊まるの｣
康｢そうやで｣
さっきお互いの家に泊まったりって言うたけど
交代交代にしてんねん
阿｢じゃあ、とりあえずデートして
夜は俺んちでゆっくりしようね
今日は我慢できないかも///｣
康｢ええよ///
優しくしてな？｣
夜に起こることを想像してニヤニヤしてまいそう
なんとか耐えてるけどな笑
そして亮平と手を繋いでデートに出発した
康｢亮平、大好きやで？｣
阿｢俺も大好き｣
幸せすぎやな笑
おしまい
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作者名：YUKI | 作成日時：2024年2月6日 22時
