橙さんとお兄ちゃんと弟たちの物語５ (ページ32)

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阿部side

今度は俺のsideで続き話すね笑

…今年から向井さんの会社の担当になった
まぁ、俺がお願いしたんだけどね

…俺、初めて担当になったとき
向井さんに一目惚れした

でもあくまでも取引先の人って思って
なんとかやってる

居酒屋に誘ったのも話したかったから
まず仲良くなりたいなって思ったし

康｢さん!?阿部さん!?｣

阿｢あ、ごめんなさい
ちょっと考え事してました笑｣

康｢お仕事の悩みですか？｣

阿｢いえ、違いますよ笑
気にしないでください笑｣

康｢何か話したいことあれば
俺で良ければ聞きますから｣

阿｢ありがとうございます｣

やっぱり向井さんは優しいんだ
見た目からして分かるよね笑

康｢…あの、連絡先とかって
聞いても良いですか？｣

阿｢え!?｣

康｢あ、ごめんなさい…
気持ち悪いですよね

ただの取引先相手なのに
今の忘れてください｣

阿｢…あ、いえ
交換しましょう

俺もどのタイミングで聞こうか
迷ってたんです笑｣

康｢無理しなくて大丈夫ですよ？｣

阿｢無理してません

…できれば取引先相手のほかに
友達になってくれないかなって思ってて｣

康｢ええんですか!?
むっちゃ嬉しいですよ!｣

阿｢ふふっ、良かった

あ、じゃあこれ読み取ってください｣

俺はLINEのQRコードを出した

康｢ありがとうございます!｣

向井さんの連絡先がもらえるなんて
嬉しすぎるじゃん!

阿｢…お願い聞いてもらって良いですか？｣

康｢なんでしょう？｣

阿｢…プライベートでこれからも
会ってほしいんです

そのときはタメ口と
名前で呼び会いたいと言うか///｣

康｢顔、紅いですよ笑
可愛いとこありますね笑｣

阿｢え、いや///｣

康｢ふはは笑
そのお願い受けとります

俺、関西出身なんで
タメ口になるとむっちゃ関西弁
出てまうとおもいますが大丈夫ですか？笑｣

阿｢全然、構いませんよ笑
てか敬語でもたまに関西弁出てます笑｣

康｢まぁ、確かに笑｣

そして良い時間になったから
支払いをして居酒屋をでた

阿｢送っていきます｣

康｢大丈夫ですよ
ありがとうございます｣

阿｢いや、遅いし誘ったのも俺だし
それくらいさせてください｣

康｢じゃあ、お言葉に甘えます笑｣

そして向井さんを自宅まで送って
俺はタクシーを呼んで帰った

あ、向井さんの家近かったの笑
だから歩いて送ったよ笑