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康二side
康「翔太くん…」
渡「お前と離れてみて改めて分かった
俺には康二と涼太が必要なんだって」
康「…翔太くんのそばに居ってええの?」
渡「当たり前だろ
さっきも言ったけどもう絶対離さない
だからずっと俺のそばに居て
太陽みたいな笑顔見せてくれよ」
康「グスッ…」
渡「もう泣かせないから」
今度は俺から翔太くんに抱きついた
離れないからなって気持ちも込めて強く…
渡「俺と付き合ってくれる?」
康「…おん、ありがとぉな
嫌になっても離れんから
こんな思いもうしたくない…」
渡「もう絶対離さない
お前こそ嫌になったからって
離れるとか言うなよ?」
康「…絶対言わん
翔太くんのこと大好きやもん!!
でも…」
渡「美鈴とか言う奴のこと気にしてる?」
康「…おん
美鈴さんに負けんくらい
翔太くんのこと大好きやから付き合えて
むっちゃ嬉しいけど…
美鈴さん、翔太くんの話してるとき
素の顔してた気がすんねん…
いつもどっか力はいってて…
大丈夫かなって思てたんやけど」
渡「…康二の気持ちも美鈴とかいう奴の気持ちも
分かるけど、俺は康二が良いの
だからお前はだまって俺のそばにいろ
…ってなんか偉そうになったけど笑」
康「ふふっ笑
やっぱり翔太くんはかっこええわ」
渡「これから友達としても恋人しても
よろしくな?」
康「おん、こちらこそな」
渡「てか待って?
ずっと廊下で話してたわ笑」
康「ほんまや笑
今日、暖かくてよかったな笑
寒かったら風邪引いてたで」
渡「お前のこと引き留めるのに
必死だったから笑」
康「ごめん、ほんまに…
リビング入ろか」
渡「うん」
康「ご飯食べてないよな?」
渡「食ってない
そういえば腹減ったわ」
康「なんか作るわ
しょうが焼きでええ?」
渡「いただこうかな
ありがとう」
康「ちょっと待っててな」
俺は準備に取りかかった
作ってたら翔太くんが近付いてきて
俺の頬にキスをしてきた
康「わ///
なに〜もう〜///」
俺もお返しにと口にしてやった
渡「え///」
康「ふふっ笑」
渡「なんでそういうことすんの///
付き合ったばっかだから我慢しようって
思ったのに…///」
康「…ご飯食べたらな?///
我慢せんくてええよ…///」
そう俺が言うたからご飯できて食べたら
見事に食われてもうて///
次の日、腰痛かったけど
土曜やったから家でゆっくりした
ずっと翔太くんと居れて幸せやったし///
隣で寝てる翔太くんにありがとぉなと伝えた
おしまい
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作者名:YUKI | 作成日時:2024年2月6日 22時