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翔太side
外の空気が吸いたくて
屋上に行ってみようかと行ってみたら
ベンチに座ってる2人が見えて
よく見たらそれは康二と女性だった
俺はその仲良さそうな２人と
康二のシャツを肩にかけてるのを見て
心臓がぎゅっとなったのが分かった
…やっぱり俺は康二が好きなんだ
もう認めざる終えない
俺に気付いた康二と女性
女性も俺の名前を呼んでたから
康二から聞いてるんだろう
俺はそのまま走って逃げてしまった
泣きそうになってしまったから
康｢翔太くん!!｣
後ろからそう聞こえて
追いかけてきてるのが分かった
でも俺は全力で走って逃げた
今、康二に追い付かれたら完璧に
泣く自信があったから
自分の学部の教室まで来て
渡｢涼太、ごめん…
俺、帰る…
教授に伝えといて｣
そう言って荷物を持って大学を出た
それから俺は康二のことを避けてしまって
朝のテラスでの話も帰り一緒に帰るのもやめた
涼太には全部話した
康二が好きなことも屋上でのことも
涼太は優しいから康二に何回も
話しかけようとしてたけど俺が止めてた
廊下で何回かすれ違ってるけど
俺も康二もそのまますれ違う
康二のそばにはいつもあの女性が居て
女性の友達と思われる人と３人で居るときもあった
康二のことを避けだして
１ヶ月くらい経ったころかな
康二のことを見なくなった
あんなにすれ違っていたのに
あの女性も友達とは居るけど
康二と居るとこを見てない
舘｢最近、康二見ないね｣
涼太も気になってたみたいで
そう言われた
渡｢うん…｣
舘｢もしかして責任感じてる？｣
渡｢…｣
舘｢まだ翔太のせいって
決まった訳じゃないでしょ？｣
渡｢…そうだけど
俺が避けだしてからだからさ…
見なくなったの…｣
舘｢翔太…｣
?｢あ!渡辺くん、宮舘くん｣
渡｢阿部先生、お疲れ様です｣
舘｢どうかしましたか？｣
阿｢…向井くんと仲良かったよね？｣
渡舘｢はい｣
阿｢先週、急に長期休暇がほしいって言われて
２人、なんか知ってるかなって思って
許可はしたけど理由は言ってくれなくて
あまり深く聞くのもって思って
理由聞くのやめたんだけどさ｣
渡｢そうだったんですか…
ごめんなさい、俺らなにも知らないんです｣
舘｢最近、見ないねっていうのは
話してたんですけど
今度の休みに家とかに行ってみます｣
阿｢俺、最近忙しくて行けないんだ…
お願いしてもいいかな？｣
舘渡｢はい｣
康二…
絶対、俺、関係してるよね…
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作者名：YUKI | 作成日時：2024年2月6日 22時
