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笹村｢なんで!?｣
佐｢またお前かよ
みっちーと流星に見つかって
捕まったってのにまだ懲りないの？
康二のこと返してもらおうか｣
渡｢てかお前さバカなの？
同じ倉庫で同じことするとか
すぐバレるに決まってんだろ｣
岩｢とりあえず康二から離れろ｣
笹村｢離れるわけないでしょ
やっと俺のものになったんだから
この状況見て分かるよね？｣
康二もこいつも産まれたときの姿になってて
康二のそばにはこいつが出したと思われるやつ
康二からはなにも出てない
ってことは康二は気持ち悪いと思っただけ
マジで許さねぇ…
康二のこと苦しめやがって…
佐｢…満足したんだろ？
康二のことも考えず自分だけ
だったら服着てさっさと消えろ
またお前は務所暮らしになるだろうけど｣
笹村｢なるかよ｣
佐｢残念
外にはもう警察が居る
覚悟するんだな｣
笹村｢ちっ、覚えてろよ｣
佐｢康二｣
俺は康二に近付いて触ろうとした
…でも康二に手を跳ね返された
佐｢え…｣
康｢触らんとって…
さっくんは綺麗なままで居ってほしいねん…
俺に触ったらせっかくの綺麗なのが
汚れてまう…
俺は汚れてもうたから…｣
俺はそれを無視して康二を抱き締めた
康｢さっくん、ダメやって…｣
抱き締めたまま腕のひもを取って
一回離して足のひもも取った
佐｢康二は汚れてなんかない
俺らの大切なメンバー
俺からすれば好きな人だけどな｣
康｢え…？｣
俺の着てた上着を康二にかけてやって
服を着せて上着を康二から取って俺も着て
佐｢立てるか？｣
康｢おん…｣
佐｢みんなありがとう
今日は俺んちに連れてくから｣
岩｢うん、よろしく｣
そのあとは楽屋で少し康二を休ませて
そのまま俺の家に連れていった
佐｢これ、ココア
熱いから気をつけてな｣
康｢ありがとぉな…
なぁ、さっくん｣
佐｢ん？｣
康｢倉庫で俺からすれば好きな人ってやつ
どういう意味？
ええほうにとっていいん？
俺やってさっくんのこと好きなんやで？｣
佐｢翔太に相談してたのって
それだったんだろ？
緊急事態だからって翔太が教えてくれた
俺のことが好きだっていう相談だったって｣
康｢そうやったんや…
…一応、しょっぴーとはつきおうてたし
言うてもええかなって思ったから話してん｣
佐｢…さっきの康二の質問だけど
いいほうに取っていいよ
俺も康二が好き｣
両思いって分かったなら伝えようって
俺の気持ちを言った
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作者名：YUKI | 作成日時：2024年2月6日 22時
