橙さんとお兄ちゃんと弟たちの物語５ (ページ1)

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康二side

この間のお客さんが忙しくて
来れなかったって言うてたけど

そんな無理して来なくてもって思たけど
嬉しい俺も居って笑

名前も聞けて年まで聞けた
１個しか違わんかったのは驚きやけど笑

今日は話したかったなんて
嬉しいことを言うてくれる笑

康｢じゃあ、仲良くなるために
名前とタメ口どうですか？｣

岩｢良いですね
よろしくね、康二｣

康｢照くん、よろしゅうな!｣

それから照くんは休みのときも
仕事終わりも来てくれるようになって
ホンマに友達みたいになったんよ笑

岩｢てかさ康二って休みとかってあるの？｣

康｢水曜日と日曜日が定休日やで｣

岩｢なら今度、飯でもどう？｣

康｢お、ええな!!
でも照くんのジムのほう大丈夫なん？｣

岩｢社長がさ先輩兼友達だから
康二のこと話してんだよね

そしたら今度飯でも行けばって
休みは前もって言ってくれればいいからって
言われたんだよね笑｣

康｢そう言う関係ええな！
ほな、水曜日にする？

日曜日よりは平日のほうが
混んでないと思うんやけど｣

岩｢飯食いながら遊ぼうな笑｣

康｢おん、よろしゅう

今日、月曜やろ？
明後日ってこと？大丈夫？｣

岩｢明日言えば大丈夫だろ笑｣

康｢それでええん？笑｣

岩｢後で住所教えて
俺、車で迎えに行くから｣

康｢そんなことしてくれるん!?｣

岩｢２台になるより良いんじゃない？
康二も車あるだろうけど

そこに停まってたの康二のだろ？｣

康｢おん、そやで
ほな、お願いしてええ？｣

岩｢了解

じゃあ今日はこれ買ってくわ
いつもありがとな｣

康｢こちらこそ｣

岩｢じゃああさってなー｣

康｢はいよー
気ぃ付けて帰ってなー｣

水曜日、むっちゃ楽しみや!!
照くん、お兄ちゃんに似てるんよな…笑

それから…もしかしたら
俺、照くんのこと好きなんかもしれん…

初めて店に来てくれたときに
よく分からん感情になったから

せっかく友達なれたんやし
この気持ちは閉まっておこう…

とりあえず水曜日は楽しむで!!