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「 おばあちゃんあの···歯を渡してくるの辞めて貰えますかちょっと？ 」
「 これ入れ歯ですか？もしかして？笑 」
黄色の髪の男と紫の髪の男は笑いながら老婆にそう言った。
先程の雰囲気が台無しだ。
「 それは···夢見饅頭っていうね美味しい美味しいお饅頭なんです！ 」
老婆はそれを気にせず饅頭の紹介をし始めた。
「 夢見饅頭って美味しい美味しい···入れ歯？ 」
「 入れ歯から離れようよ1回！ 笑 」
「 さあさあさあ！どうぞ！ 」
老婆はそう言うと祠の前から離れ、彼らを前に差し出した。
「 え、じゃあ···じゃあ俺がやるわ！ 」
「 うん！ 」
黄色の髪の男は夢見饅頭を持ち祠の前へと移動した。
「 最近はねここを手入れする人も居なくなって··· 」
「 そうですね、結構汚くなってますね？ 」
「 私の旦那さんもねここに眠ってるんですよ··· 」
「「「 え？そうなんですか？ 」」」
老婆が少しだけ昔語りをすると三人は一気に驚いた。
「 ね、眠ってる？お墓なんですかここ？ 」
「 さあ、お祈りしてあげてください、 」
黄色の髪の男は聞くが老婆はそれに答えず祈るようにと言った。
「 ···これでいいのかな？ 」
黄色の髪の男は祠にある皿のようなものに夢見饅頭を置くとそう呟いて後ろを振り返った。
そうするとあの老婆は居らずそこには猫のパーカーの男と紫の髪の男しか居なかったのだ。
「「「 え？？ 」」」
「 あれ？おばあちゃん！？おばあちゃん？おばあちゃ〜ん！？？ 」
「 おじいちゃん居なくなっちゃったよ！ 」
「 落ちた？落ちた？ 」
「 おばあちゃんが消えた···！笑 」
「 笑い事じゃない！笑い事じゃないよ？失踪事件だってこれ！「ハハハ！」じゃないって！ 」
「 いや分からん！もしかしたらターボババアかもしれない！めっちゃ足速いかもしれないからね？ 」
「 何その仮定！ 」
「 ターボババアの可能性もある！ 」
老婆が居なくなったことに気付いた彼らは驚いて心配し始め辺りを探し始める。
そりゃそうだろう。あんなに近くに居たのにあの短時間で消えたのだ。
だが何故か彼らは心配しながらも笑うのだ。
そしてターボババアなど意味の分からない話をし始めた。
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宵(プロフ) - カフェラテ好きののあ。さん» 神作だなんて、、ありがとうございます😭私この作品の作者でございます、！スマホの機種変で戻れなくなってしまったので新しくこちらの垢を作らせていただきました！！こちらの作品をまた書き直そうと思っているので良ければ！！ (12月28日 20時) (
レス) @page18 id: 6e2523cf24 (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテ好きののあ。 - 神作なのに！！更新停止は悲しいよお！！！更新再開してくれないかなぁなんて思ったり... (12月26日 10時) (レス) @page19 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - 水無瀬さん» ワ゛ッ！！コメントありがとうございます😭😭把握致しました！！ (5月29日 0時) (レス) id: d1eaea4433 (このIDを非表示/違反報告)
水無瀬(プロフ) - コメント失礼します！個人的には、盗賊の奴が気になります！ (5月29日 0時) (レス) @page17 id: aa8642c67c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2023年5月28日 13時
