NEWS 小説 (ページ47)

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最終話　シゲページ47

そして、あれからは早く準備したはずだったのにドタバタだった。
皆、マネージャーの存在を忘れていたらしい笑。
どういう事かというと昨日のロケの後、皆オフのためマネージャーが迎えには来なかった。
だから、そのまま安心していた。
けれど、小山さんの家に泊まりに行っているなんてこちらが連絡しない限りマネージャーは一切分からないのだ。
全員連絡をするのを忘れ、今日の迎えに来たマネージャーが俺らの姿が家にないことに気づいて、連絡がラッシュした。
それを、爆笑しながら焦りながらも対処をしてやっと歩いて楽屋まで着いた。
マネージャーには皆怒られたけど、帰りはしっかりと迎えをお願いして怒りを沈めたらしい笑。

今日歌うのは、NEWSの中でも有名な「生きろ」。
手越は、出番が次というときに俺らを見て言った。
♡「昨日の風邪でどれだけ皆が大切か分かったよ。「生きろ」みたいに、負けないでこれからも大切なまっすー、慶ちゃん、シゲとNEWSを作りたぃ………ありがとぉ……。」
最後は、恥ずかしくなったのか俯いて語尾が震えていた。
しかし、そう言ってくれた俺らも黙ってはいない。
司会者さん「続いてはNEWSの皆さんでーす！」
(呼ばれた。)
俺達は、見つめ合い頷きあって笑い合って、手越の背中を押して、光るステージへと舞い降りる。
そして今日もNEWSとして、増田貴久、小山慶一郎、加藤シゲアキ、手越祐也一人の芸能人として生きてゆく。