NEWS 小説 (ページ43)

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三十八話　シゲページ43

俺は小説を書くためによく早起きをしたりすることが多く、朝が早い。
一番に起きたのは俺だった。
時刻は、７時。
今日の収録は１０時から。
ここは、小山さんの家。
収録をする局まで歩いて２０分かかるかかからないくらいなので、ゆっくりしていても大丈夫そうだ。
俺は朝ご飯を作ることにした。
卵を焼いて、パンをトーストしてと１５分位で出来上がった。
お皿に盛り付けて、テーブルに運ぶ。
想像よりも早めに出来てしまった。
皆をもう少し寝かせようかとも思ったが、時間があるとはいえゆっくりしててもあれなので起こすことにした。
○「まっすー、小山さん。朝だよー起きて！」
すると、まっすーは朝が弱いのにすっと起きてくれた。
▽「おはよう、シゲ。」
小山さんは、目をこすって幼い子供のように起きた。
□「おはよ～、シゲぇ。」
ツアーとかのホテルで見る光景そのままで俺は見慣れている。
○「おはよう、二人共。朝ご飯出来たから顔洗ったら食べよ。」
□「うん。」
小山さんは、ちょっと眠たそうな足取りで先に洗面所へ。
まっすーは、布団を畳みながら
▽「シゲ、手越はどうだった？」
と、聞いてきた。
○「手越？なら、まだ様子を見に行ってないよ。手越の熱と朝ご飯を食べれるか知りたいからまっすー行ってきてくれない？」
そういえば、まっすーはまた、待ってましたと言わんばかりに寝室へ行った。