NEWS 小説 (ページ2)

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二話　手越ページ2

「おはようございます♪」
車に乗り込みながら運転席にいるマネージャーに挨拶をする。
「おはようございます。今日は、NEWSでロケがあるのでこのままロケ地へ向かいますね。あ、小山さんは今日は車に乗らないそうです。」
ミラーで俺のことを確認して、車を出してくれた。
そうか、慶ちゃんが居ないのか。
とりあえずバレずに済む…良かった。
最年長さんはすごい心配性だからね。
そこがいいところだけど…♪
「分かった。ありがとう。……ケホッ！」
あ、安心したら少し咳が出ちゃった。
「…大丈夫ですか？咳出てましたけど…。」
やっぱりマネージャーに突っ込まれた。
「ヘーキヘーキ！それより、青だよ笑」
信号で車が止まれば、心配な顔して後ろの俺を確認してくれるのは気遣いもあって本当に嬉しいけど、運転も大切に…笑
マネージャーはまたアクセルを踏んで、進みだす。
「もし体調が優れなければ、言ってくださいね。…もう着きます。」
「ありがとう。了解。」
あるお店の隣にある駐車場に入る。
周りを見れば、スタッフさんが機材の準備をバタバタとしていてNEWSのメンバー俺以外も、集まったりしていた。
(どうしたんだろ…?)