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前髪 103 ページ30

今は壁の隅っこで泣いている状態。だからあんまりめだたないとおもう。






声を殺して、静かに。

あーあ、絶対泣かないって決めてたのにな…








声を殺して泣いてると後ろから温もりを感じた。





『けん…じろ』




後ろを向くと少し泣いたのか目が赤い賢二郎が私を抱きしめていた。




白布「…やっぱり予想した通り。お前、変なところで強がるから。」





そして私の体を正面にして賢二郎は抱きしめ直した。何、これ。心臓いくつも合ってもドキドキ止まらないんだけど。好きな人になんで私抱きしめられてんの…?




白布「泣いてる所見られたりすんの嫌だろ。俺が壁になってやるから。…ほらいっぱい泣いていいよ。」




これは賢二郎なりの優しさなんだろう。賢二郎をぎゅっと抱きしめて、泣き止むまで壁になってもらった。





沢山泣いて、また明日から頑張るの。だから甘えさせてもらった。





『…賢二郎もう大丈夫だよ。ありがと。』




あとこれ以上は私がキャパオーバーする。耐えられない。




白布「ん。…やっぱり目、腫れてんな。」



と私の目を賢二郎の手が触れてごしごしとしていた。大丈夫だよ。と伝えたらやめたけど。



『どうせバレるし。やっぱり賢二郎は優しいよほんとに。』


その優しさに惚れたのも過言では無いと思ってる。思うだけいいでしょ。





すると賢二郎は何か考えるポーズを取る。どうしたのか不思議に思い聞いてみることにした。





『…?何かあっ…』


白布「A」


『何?』



名前を呼ばれドキッとする。すると賢二郎はこう続けた。




白布「ミーティングと引き継ぎと100本サーブ終わったら2人で話したいんだけどいい?」




『…え?別にいいけど…今じゃダメなの?』




白布「それだと俺のメンタルが持たない。」




…?どういう意味だろうか。私には意味がわからなかった。






白布「とにかく帰り空けといて。」




『分かったよ。』







時間を見るともうすぐで表彰式が始まる時間だったので急いで2人で戻った。

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つーぼ - えっとマジでキュンキュンしちゃってるんですけどぉー!けんじろう、優しすぎ……///// (2020年8月13日 19時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 ゆめいろ星(スター)の夢花(プロフ) - うひょ〜……恋してるなぁ〜…… (2018年3月20日 6時) (レス) id: f2643ccfd4 (このIDを非表示/違反報告)
οあっぷるо - ウヘヘ………アヘアヘ((ニヤニヤ っは!ああ、つい展開がおもしろくて迷走してたわぁ(ハァト (2018年1月13日 20時) (レス) id: e62a151983 (このIDを非表示/違反報告)
神無月瑞月@白布.轟推し(プロフ) - 白布くん…白布くん…グフフ←ヤバいヤツ 早くくっつけばいいのになぁ。更新、ガンバ~ (2017年9月18日 20時) (レス) id: 2d289d0da2 (このIDを非表示/違反報告)
snowアップル。(プロフ) - 塩キャラメルさん» 少し恋愛っぽいものを入れてみました。少しずつくっつける筈なので夢主ちゃんと白布を見守っていて下さい更新はなるべくやるつもりなのでよろしくお願いします! (2017年7月4日 18時) (レス) id: 5880caa566 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきりんご。 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年6月3日 22時

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