前髪切れば？って言われたから切ったけど切りすぎた。final【ハイキュー】【白鳥沢】【春高編】

前髪 ９９ ページ26

烏野が最後のTOを取り、応援の声が響くが。



『これって、』



白鳥沢の校歌。その声に烏野の応援は負けてしまっている。



なんだか、すごい勇気が湧くような校歌。ほんとにありがとう白鳥沢。





試合再開。サーブの許可が降りて澤村さんがサーブを打つ。



ただそのサーブは短くてネット際ギリギリだった。





いや程があるでしょ、怖い。



牛島「五色！」



牛島さんがアンダーでネット前にボールを上げた。それをつとむんが綺麗にスパイクを打ったが、後方へと飛ぶ。




決まったかと思えばレシーブが繰り返される。ほんとに見ているこっちがヒヤヒヤする。5セットはそんなことを何回思っただろうか。






『めっちゃさっきから粘る…』



相手はまだ落ちてないというように返すのだけでも精一杯なのに何度もラリーが続く。




でも1本取るのは私たちだから！！そんなことを言うように烏野のコートを見つめた。






白鳥沢の得点15ポイント。マッチポイント。









すると試合終盤も差し掛かっている中ツッキーが戻ってきた。





ここで選手交代してツッキーが入る。



ヒーローみたいな登場は少しかっこいいって思いました。

ほんとにあと一点だけでいいんだ。決めてくれ。




ずっと手を合わせながら願っている。3年にとっては行かせてあげたいずっと思ってる事だから。





東峰さんの強烈なジャンプサーブ。それをレオンさんがレシーブして上げた。




興奮のあまり齋藤先生とよしよし！！と言いながら手を合わせて立ち上がった。




天童「ちょーだい！！」


と天童さんにトスが上がる。

でもそれはフェイクで。




天童さんの後ろにいた牛島さんがスパイクを打つがツッキーの右手へと弾く。






月島「ワンタッチィィィ！！！！」






ツッキーってあんなに叫ぶんだ…ってそんなことより試合！！





こちらにはチャンスボールが来た。




賢二郎がライト側にいた牛島さんに綺麗にトスをする





白布「牛島さん！！」


しかも時間差。



行って欲しいけども！！



ツッキーのブロックは強い。1年ながらも尊敬するようなブロックだ。







『(賢二郎、3連続牛島さんに回す気だ…！！)』



容赦ないな。と思うが牛島さんやみんなの体力的にも心配だ。





なんと白帯に引っかかってしまった。そして驚くのはまだある。





なんとツッキーがブロードしたのだ。



これは見た事なかった。



もっと楽しませてくれ。烏野。

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