前髪切れば？って言われたから切ったけど切りすぎた。final【ハイキュー】【白鳥沢】【春高編】

前髪　88 ページ14

最初のサーブは烏野だ。笛が鳴るまで待つ。









.........。









＿ﾋﾟｯ！！＿









相手が緊張している中サーブを打つ。









「A、ここ座れ」









『あ、はい！』









監督の隣へと腰おろして試合を眺める。









そしてボールはつとむんのところへ。









「アウト！！」









ボールは誰にも触れないで落ちた。つとむんナイスジャッチ。









最初はやっぱり焦るよね...私もそんな思い出がある。









記録っと。ボードに挟んでおいた紙に文字を書く。









こっちは攻めるのを中心にやっている。みんなならきっと行けるはず。









『ナイッサー！！』





こっちのサーブ権になったからあとは攻めまくるだけ。









「牛島さん！！」








賢二郎の綺麗なトスが上がり牛島さんのところにボールが飛んでいく。









『行けー！！！』









そしてボールは西谷のところへ向かっていく









「ｯ！！」









きっちり正面で構えたが耐え切れず、後ろへボールが飛んで行った。








白鳥沢の得点となった。









...取られるかと思った。ヒヤヒヤするな









『今回は調子いいほうですかね？』








監督に話しかける。









「今回じゃないいつもだA覚えておけ」









凄い自信。でもそうじゃないと白鳥沢はやっていけないよね









『ふんっ！！！』







軽く頬を叩く。









そして深呼吸をすると落ち着くのがわかる。









私がしっかりしないとダメなんだ。









そう確信して応援を続けた。









_絶対勝つ。_

お知らせ→←前髪　87

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す