前髪切れば？って言われたから切ったけど切りすぎた。final【ハイキュー】【白鳥沢】【春高編】

前髪　87 ページ13

「「しーらとりざわっ！！ しーらとりざわっ！！！」







中に入ると掛け声とともに大太鼓の音、メガホンをたたく音など様々な音が聞こえてくる。









視線の先には烏野の人たちがいる。








うわっ、人多い…。こんなに人が居るんだと少し思いながらも、体育館に足を運ぶ。









選手たちはジャージの上を私に渡す。それを奇麗に畳むのもマネージャーの仕事だ。







今回は5セットマッチなので体力の消費が心配だ。





…＿でも白鳥沢なら大丈夫だ＿…。そう感じた。









アップが終わり、次は烏野の番だ。





ドリンクとタオルを渡しながら烏野法へ目を向ける。









　 ＿ﾀﾞﾝｯ！！＿



そこには夏の合宿の時と一味違う進化した日向と影山がいた。







もちろん日向たちだけじゃない、烏野のみんな事態が進化していた。









周りは歓声で包まれている。









瀬見「あのチビ真下に打ちやがった！！」



天童「つーか早！？今セッター触った！？」








と、天童さんと瀬見さんさんは驚きの声をあげている。









『見事な成長ぶりっすね。特にあの二人…』







思わず後ずさりをしてしまう。








山形「今回青城が来るかと思ったけど…」









まぁ、楽しませてくれる試合になりそうだ。





五色「誰が来たって力でねじ伏せればいいだけです！」






{つとむん？言い方はかっこいいね』







白布「おいあんまり褒めんな、調子こく。それに、根性は実力つけてから叩けよこのおかっぱ小僧が」






賢二郎がとどめを刺す。まーた賢二郎は…









わーわー言っていると牛島さんが言った。









牛島「こんなものを見て負ける俺たちではない。」









ぴたっと一瞬動きが止まる。私たちは納得するわけで。









「いくぞ！」と私以外のスタメンはコートへ行く準備をした。









私は小さく呟いた。









『がんばれ。』

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