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「好きです。入学した時から吉野くんの事が。付き合ってください...!」
北「......ごめんね」
学校の体育館裏で告白する同い年くらいの女子と、それを断る赤髪の男子。
そして、その光景を見て固まる私。
ま、ま、ま、まずい...。
高校1年生の4月も後半にさしかかろうという頃。
私、飛鳥Aは、告白現場に遭遇しちゃいました...!
もともと、何をするにしてもタイミングの悪い私。
なんてったって、高校の入学式直前に交通事故に遭い、2週間入院していて、昨日が登校初日だったのだから。
入学式には出られないし、クラスメイトはもう学校に馴染んでいるしで、なかなか困難な高校生活の始まりだった。
そして、今は昼休み。
時間があるから、学校探検でもしようかなぁなんて、校内をぶらぶらしていたら体育館裏の告白現場に遭遇してしまったという訳なのです...。
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作者名:MINT | 作成日時:2020年2月15日 1時