検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:2,703 hit

_22 ページ24

.



「よしっ、わかった」

じゃあ今日の放課後なーと歩いていくキヨくん、
キヨくんの背中をじっと見ていて、見えなくなったら壁伝いにズルズルしゃがむ。





『…心臓に悪い、』



教室に戻るのはもうちょっとかかりそうだ。






『あー、連絡先、聞けたのかもしれない…』


沙羅になにか言われそう、めんどくさいな









.



「…あれ?A?」


『ん?フジ?』

「なにしてんのこんなとこで」


ふわりと笑うフジをみてキヨくんの笑顔がみたいなと思ってしまった私はもう末期なのだろう。






『ちょっと、青春させられてた』







その言葉で察したフジは


「そっか、キヨと」


とまた笑って私を立たせてくれた。









『キヨくんと話してるとき時空間にいるみたい』

『だから、一瞬なのかなシュバって』

「俺は普通に短いと思うけど、用件だけ言って消えるから」

『そんな関係になってみたい…!』

「今Aがなったらなにも聞き取れずに終わるよ」



.

_23→←_21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:キヨ , 最俺 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:朝日 x他1人 | 作成日時:2017年5月25日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。