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「ちょっとA聞いてる？」
「…おい、」
『…今日もかっこいい…』
「は？…あー…キヨね」
廊下で大きい声で笑っているキヨくん。
学年1の人気者だ。
「あんなやつのどこがいいのよ、Aにはフジくんがいるじゃない」
『…ただの幼馴染だよ』
親友の沙羅が「私はフジくん推しなのにー…」と言っているが
キヨくんは私には無いところを全部持っていて
私はそんなところを好きになった。
「でも、あんたキヨ好きって言っても話したことないじゃん」
『…うるさいな、こないだフジに話させてよって言ったけど「自分で話しかけないとダメだよ？」って言われて…』
あんなたくさん女子がいるところへなんて行けるわけないじゃん。
______________________________
高島沙羅
Aの親友。
基本土日更新です。
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作者名：朝日 x他1人 | 作成日時：2017年5月25日 18時
