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あまり深く眠れなかったのか目が覚めてしまった
「うぅ、寒い」
ベッドの下に雑に散乱した服を手に取り着た後、仕事もあるし眠りにつこうとした時だった
枕の近くに置いてあったユンギさんのスマホが光っていて、通知が何件かきていた
あぁ、見なきゃ良かったな
画面に映っていた名前、内容に目を逸らしたかった
"今日は来てくれないの？"
"ユンギ、会いたい"
画面はすぐに暗くなったけど、今度は電話が鳴る
何も考えたくなくて背を向けて瞼を閉じたらシーンとした部屋で鳴り響いていた音が聞こえなくなった
寝てたら良かった、聞きたくなかった
SG「....なに」
それは、ユンギさんがその電話に出たからだった
SG「何時だと思ってんの」
聞きたくなくて、耳が隠れるまで布団をあげて早く終わってと願った
スマホから微かに"会いたい"とか"ユンギがいい"とか聞こえてくる声に嫌気がさす
SG「タクシーで帰って」
とユンギさんはそのまま電話を切った
SG「起こしたな、ごめん」
シーツが擦れる音が聞こえて少し近づいたが私に触れては来なかった。何も言わずに黙ってると
SG「....ごめん」
「寒くて起きたんです」
「寒かった、、から」
やっぱり私って嘘つくの下手だな
SG「行かねぇから、ここに居る」
ほら、ユンギさんにも気づかれちゃってる
そう言われてもどうしてか不安というものは全く消えてくれないんだな
頼りないか細い声で名前を呼びながら、寝返りを打ってぎゅっと抱きしめる
「私はこの時間すごく好きなんです」
SG「うん、俺も」
だから、一緒に寝てる時間だけは寂しくなったり不安になったりしたくなかった
「キス、していいですか」
数分置きに、ユンギさんのスマホからバイブ音が何回も聞こえてくるのが嫌になった
SG「...どうぞ？」
体を離して目を閉じたままそっとキスをする
唇が離れ、濡れた唇に熱い息が掛かる。私が苦しそうに息を吐き出してると頬に触れながらじっと目を見つめて
SG「もっとしてくんねぇの？」
お互い少しずつ近づいていき食むような甘いキスが続いた。吐息だけが響く寝室で邪魔をするように電話が鳴ったからユンギさんの髪をくしゃ、と掴んだ
SG「あぁ、うるせぇ」
ブチッと電話を切った後、私の上に覆い被さり直ぐに落ちてきたキスに出来るだけ上手に応えようと必死になった
きっと、ユンギさんは私が起きていなかったら迎えに行ってたんだろうな
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いく(プロフ) - 更新待ってました！嬉しい〜 (2022年5月25日 3時) (
レス) @page15 id: c3fefdd23a (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - 続きが気になる… (2022年5月8日 1時) (レス) id: d1a38bfc1b (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 完結してくださいー、モヤモヤするー (2022年4月4日 8時) (レス) @page13 id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 気になるよ〜、楽しみすぎる (2021年12月6日 0時) (レス) @page13 id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 更新楽しみにしています。ユンギ電話でてよ！www隣の元カノさんとは何があったんだろ…すごく気になります！！ (2021年12月2日 0時) (レス) @page13 id: 0357050ae1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：134340 | 作成日時：2021年8月24日 4時
