153 ページ3
「いや、これは無理でしょ」
私が手に持つのはワンピース型の可愛らしいレースランジェリー
ユラちゃんに彼氏さんとの夜に着てくださいとド直球に言われてプレゼントされた
「ユンギさんなんて思うか.....」
SG「俺、先入ってるから」
と背後から声をかけられて、咄嗟にワンピースを背中に隠してユンギさんの方を振り返った。
"すぐ行きます"と返事をしていつも着てるのとは正反対のパジャマを持ってお風呂場に向かった
勢いで一緒に入ろうなんて誘ってしまったけど、私にはあまりにもハードルが高すぎだし攻めすぎにも程がある
ここで立っていても仕方ないから扉を開けながら"入りますね"と遠慮がちに言ったら"ん、"と一言だけ
あまりユンギさんの方は見ないで軽く身体を洗い流した。お互い無言だったせいなのか換気扇の音だけが変に響く
「ユンギさん、ちょっと目つぶっててください」
SG「なんで」
「何でもです」
恥ずかしすぎて耐えらんないからそんなお願いをして"早くしろよ"と言いながらちゃんと見ないように反対を向いていた
ユンギさんの足と足の間にゆっくり座る。2人で入るとこんなに狭いんだと感じたし思ったよりも肌が密着していてもうどうにかなりそうだった
SG「もっと、こっち」
後ろからギュッと抱きしめられ、耳元にユンギさんの息が当たってくすぐったい
「あ、ダメです」
SG「一緒にって言ったのA」
「これは、あまりにも近すぎませんか？」
SG「こうなるの分かってたろ」
湯船の温度は変わらないのにユンギさんのせいで体温が上がった気がする
私だけドキドキして馬鹿みたい
「ユンギさんは初めてじゃない？」
SG「....ちげぇよ」
"何回かある"なんて言ってくると思ってたから反対の答えで自然とユンギさんの方を見ていた
「オッパ、顔赤いです」
SG「待て、今こっち見んな」
耳まで赤くして、こんな姿初めて見た。何を思ったのか気づけばユンギさんの頬に触れていた
SG「....もう無理」
ユンギさんの吐息が近いと感じた時にはもう既に唇が重なっていて湯船の中で手も繋がってる
息が上手くできなくて頬に触れていた手を頭の後ろに回してクシャッと髪の毛を掴んだら
SG「あんま煽んな」
お互いの吐息と唇が離れた時のリップ音が耳に響き渡って私達をおかしくさせた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1280人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いく(プロフ) - 更新待ってました！嬉しい〜 (2022年5月25日 3時) (
レス) @page15 id: c3fefdd23a (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - 続きが気になる… (2022年5月8日 1時) (レス) id: d1a38bfc1b (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 完結してくださいー、モヤモヤするー (2022年4月4日 8時) (レス) @page13 id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 気になるよ〜、楽しみすぎる (2021年12月6日 0時) (レス) @page13 id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 更新楽しみにしています。ユンギ電話でてよ！www隣の元カノさんとは何があったんだろ…すごく気になります！！ (2021年12月2日 0時) (レス) @page13 id: 0357050ae1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：134340 | 作成日時：2021年8月24日 4時
