お隣のユンギさん (ページ46)

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作業室で曲を作ってるが全く良いのが浮かばないイライラして気分転換に外へ出た

飲み物を買おうとコンビニへ行き帰り道マンションの前で1台のタクシーが止まっていた

「お客さん、着きましたよ！」

見覚えのある女がタクシーから降りてきた

足がふらついてよろけそうになっていたから近づいて咄嗟に肩を支えた

「あ、ユンギさん」

こっちを見たAは目がとろんとしていた何してんだと聞くと

「う～んと、部屋に帰る」

とタメ語で返してきたどうやら酔っ払っている様子だった

めんどくせぇとため息をつきながら言うと聞いていたのかじゃあ1人で帰ると歩き出そうとした

危ないから離れるなと言うと

「めんどくせぇって言ったもん」

と拗ねたように言うAが少し可愛かった

エレベーターから降りて部屋の前まで連れて行き鍵はと聞くとバックの中と言ってきた

俺が出せってことね

鍵を開けて玄関に入ると何も出来ずに俺の肩でぐったりとしていたから座らせて靴を脱ぐよう指示すると

「うん、脱ぐ」

俺が言わないとなんも出来ないのかよ

靴を脱いだと思ったらそのまま動かないから立たせてリビングのソファまで連れて行った