今までも、これからも (ページ30)

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飲み会 ② ページ30

大倉忠義視点

｢お前が1番危険やわ！！A！間違っても大倉と銭湯なんか行ったらあかんからな！｣

｢いっったっ！！なんっでやねん！！！｣

村上くん本気で叩いたな！むっちゃ痛かったんやけど！！
慰めてもらおうとAの方を見ると、Aは困った顔のまま愛想笑いを浮かべていた。

｢俺は襲わんからな？！そういうことをするのはやっぱりちゃんと付き合ってからや！｣

｢一生来ないな｣

｢横山くん黙っといて！！｣

半笑いな横山くんに吠え、Aを抱きしめる。そりゃ襲いたいかって聞かれたら襲いたいけど。Aが嫌がることはしたくないし、俺のことが好きじゃないAを組み敷いても虚しくなるだけや。

｢まぁまぁ。大倉はそこらへんちゃんとしとるもんな｣

安田くんがフォローしてくれて、村上くんは眉の辺りに嫌な線を刻みながら座った。

｢そうやで！俺はAの嫌がることはせんからな！｣

｢じゃあ抱きつくのやめたれよ｣

｢嫌がってないやん｣

｢A、すまんもう手遅れや諦めてくれ｣

真顔で言う横山くんと頭に手をやりため息をつく村上くん。苦笑いする安田くんと丸とA。

｢皆してなんやねん！｣

｢拗ねんなお前が悪いわ！｣

｢いっった！！｣

村上くんすぐ叩くやん！！なんなんもう！！