今までも、これからも (ページ22)

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お勉強 ③ ページ22

松本潤視点

思わず持っていたスマホを落としそうになった。
顔を赤くしながら、こちらを伺うように見るA。可愛いな。俺の中の母性本能が刺激される。
ほかの4人もキュンとしたのか、頭抱える人とうずくまる人で分かれてる。いやわかり易すぎでしょ。もうちょっと隠そうとしなさいよ。
何も言わない俺らに不安になったのか、Aは焦ったように両手を前で振った。

『や！やっぱりいきなり過ぎっすよね！！俺お肉食べたいっす！！お肉美味しいお店行きましょっ！』

「いや、良いよ。俺の家行こっか。Aのリクエストだし」

『えっ、、良いんすか、、？』

「もちろん。ただ人数分作るのは大変だから、Aも一緒に作れよ？」

『はい！！へへ、松本くんの家でご飯食べるの久しぶりっすねぇ。楽しみ』

「そうだな。ほら、今から買い物行くよ。早くしないと置いてくからね」

悶えてる4人を放っておいて、Aの手を引いて楽屋の扉を開ける。置いていかれるのはまずいとすぐさま動き出す4人に呆れるが、まぁAの事だから仕方ないか。

なにを作ろうかAと話し合いながら後ろから来たメンバー達を笑いあった。