・ ページ41
.
家に帰り、買ったものを冷蔵庫にしまったりする。
ご飯を作り、美味しいと言って食べてくれる。
今までは自分一人のためにご飯を作るのがめんどくさくて本当にお腹がすいた時とお弁当くらいしか作らなかったから、こうやって2人分作って美味しいと言いながら食べてくれるのはかなり嬉しい。
今までも何人かと付き合った事はあるが、体目的だった奴だっているし、一緒に住んだことなんて無い。
誰かと一緒に住む、というのも悪くないと思える。
今まで母親と住んでいたのもあって、誰かと住む=ストレスだと思っていた。
例え友達であっても一緒に住むとしたら楽しいだろうけどストレスは溜まると思う。
「A、風呂沸いたから先入りな」
『うん。ありがと』
万次郎は、わたしをよく優先してくれる。
わたしを優先して疲れないのか?と思うが、何時でも万次郎はわたしの前ではニコニコしているし嫌がることは絶対にしなかった。
お風呂に入り、お風呂上がりには買ったばかりの部屋着を着る。
『お風呂ありがと。』
「俺も入ってくるわ」
万次郎がお風呂から上がると、少しだけゲームをしてベッドへ入る。
.
73人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もあ | 作成日時:2021年6月9日 12時