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ケータイを取り出し万次郎に電話をかける。
『ごめん、頼みがあるんだけど。�爛泪ぅ�ー�瓩法�』
「今どこ？すぐ行く」
場所を伝え、電話を切ると数分で万次郎は来た。
「なにあれ！不良じゃん！」
と、瑠莉は言っていた。
万次郎に今までの経緯を話した。
長袖を着ていたので、見えなかったが、お金をこれ以上払えない！と伝えた時、暴力で脅されたらしい。
『ごめんね、東卍がこんなことするわけないと思ってるけど、話だけでも聞いてあげて。』
「オマエはそいつらをどうしたいの？」
「できれば、復讐がしたいです…！」
「わかった。」
その後はすぐ解散した。
数日後、バイト終わりに万次郎に呼び出され瑠莉と指定された場所へ行く。
「遅かったじゃん」
底には床に座るチンピラっぽい男と女と万次郎とケンチンがいた。
瑠莉にこの2人で間違いないか、聞いた。
瑠莉は間違いないと答えた。
『んで、コイツらどーすんの。』
「とりあえずは、そのお嬢様から騙した金は返させるよ。あとはそのお嬢様が決めな。俺はコイツらを捕まえてきただけだから。」
ケンチンの実家は風 俗店らしく、黒服として2人を働かせるらしい。
女の方も裏の仕事に回されるらしい。女だからといって嬢に落としたりしないのが彼らなりの優しさかなとすら思えた。
瑠莉は暫く考え込んでいたが、
「とりあえず、お金が全部帰ってくる時には何をするか考えて決めておきます！」
と、言った。
話がある程度つき、解散した。
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作者名：もあ | 作成日時：2021年6月9日 12時
