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44話 ページ14

未央side

『おい。未央。出かけるぞ。』

「はぁ?どこに?」

『映画だ。この無料券の有効期限が今日まででな。ということでカップルのフリして行くぞ。』

はぁ!?ふざけてんの。このボディーガード。。

『言っておこう。お前に拒否権はない。』

「……しょうがないわね。言ってやるわよ。で、見るのは何よ。」

『……ホラー映画に決まってんだろ。』

は??何言ってんのコイツ。。

『さぁ早く着替えろ。』

「わ、分かったわよ!」


ー電車ー

「めっちゃ混んでるじゃない。。」

『そりゃあな。』

グラッ

「ん。。」

目を瞑ってしまった私。目を開けたら玲音があと数ミリでキスをしてしまいそうなくらい近くにいた。

『……。』

よく見ると玲音はすごく綺麗な顔をしていた。。

「ちょ。早く、、離れなさいよ。。」

『悪ぃな。』ナデナデ

「撫でるなー。」


ー映画を見終わったー

「ヒック。。怖すぎじゃない。。なんなんのよー。」

『フッ。中々面白かったじゃないか。ほら、プレゼント。』

ストラップ??

『お前の好きな熊のストラップ。やるよ。』

「ありがとう。。玲音、、、。」





玲音は結構いい人なのかもしれない。。

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作者名:清瀧の悪魔 x他1人 | 作成日時:2017年7月5日 21時

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