終わり ページ37
樹side
北斗が目を覚ましたのは高地とジェシーが撮影にいってすぐの事だった。
樹｢北斗起きた？熱測ろっか。｣
寝起きであまり頭が回ってないのか｢んー｣と曖昧な返事をしたが、素直に体温計を挟んでくれた。
樹｢あちゃ、上がったな。｣
体温計は37.8を指していた。
もう一度寝るかと尋ねると首を振ったのでそのままソファーに座らせて、俺もその隣に座った。
コンビニ行った慎太郎ときょもに熱が上がったから薬と冷えピタを買ってくるように頼んでいると、肩がずんと重くなった。
樹｢北斗？｣
北斗が頭をこてんと傾かせ、俺の肩に乗っけてきた。
いきなりのことすぎて把握するのに時間がかかったが、なにこれ。かわいくね？
樹｢大丈夫だからな、すぐ良くなるよ。｣
頭を撫でながら優しく声をかけるとふにゃっと微笑むもんだから頬が緩む。
北斗｢ねぇ樹。俺、撮影するよ？｣
樹｢うん、いいよ。俺がサポートしてあげるからね。｣
北斗｢ありがと｣
樹｢だから少しでも良くなるように寝ときな？｣
俺がソファーからどいて北斗を寝かせようとすると、うるうるした目で俺を見ながら｢このままじゃダメ？｣なんて言うから思わず笑ってしまう。
樹｢はっは！今日は甘えただね笑 いいよ、このままで。おやすみ。｣
北斗｢ん、おやすみ｣
俺の肩に頭を乗せたまま寝てしまった北斗。
寝転んだ方が楽そうだけど、まぁ北斗がこれでいいんだったらいっか笑
しばらくしてきょもと慎太郎が帰ってきて、薬を飲ませて撮影に挑んだ。
無事撮影を終わらせてまだ体調がわるそうな北斗を俺の家に連れて帰って看病をした。
後日。
樹｢この間北斗が体調崩したとき、超可愛かったんですよ笑｣
北斗｢おい、まじその話辞めろって！｣
雑誌の撮影で、『どうしても話したい樹vsどうしても話されたくない北斗』の対決が繰り広げられたのであった。
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ななし - もしよければ北斗くんの腹痛を見たいです！お時間あればよろしくお願いします！ (2021年7月12日 17時) (
レス) id: 702a27887f (このIDを非表示/違反報告)
ry_ry(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！もし良かったら、大我くんが体調不良を隠してレッスンに参加して、ついていけない大我くんにメンバーが怒って、みたいなのが見たいです！分かりにくくてすみません（ ; ; ）お時間あればお願いいたします！ (2020年4月26日 23時) (レス) id: 226a24f45a (このIDを非表示/違反報告)
sachiko88(プロフ) - リクエストした小説ありがとうございました！すごく感動しました！！ (2020年4月26日 21時) (レス) id: 58b9c3f930 (このIDを非表示/違反報告)
遊 - このシリーズを始めから読んでいて、いつも楽しみにしています！もし、リクエスト大丈夫でしたら、ジェシーが乗り物酔いしてしまう話をお願いしたです。ゆっくりで大丈夫ですので、よろしくお願いします。 (2020年4月26日 2時) (レス) id: 42eec88754 (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています。リクエスト大丈夫ですか?きょもが舞台とライブが重なってしまい、不安から拒食症になってしまうのが読みたいです！よろしくお願いします。 (2020年4月23日 7時) (レス) id: 0a2aac4e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カノン | 作成日時：2019年10月3日 23時
