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樹side
いよいよアルバムのレコーディングが始まった。
十何曲も収録されるのだから長期の仕事がない俺でもスケジュールがキツキツ。
ましてやきょもと北斗は稽古や撮影の前後、つまり早朝や深夜にレコーディングが行われることも少なくなかった。
優吾｢きょもと北斗大変そうだね｣
慎太郎｢んー、ちゃんと寝れてればいいけど｣
今はジェシーがレコーディング中。
ブースからジェシーの美声が響く。
ガチャ
大我｢すみません。遅れました。｣
今日は稽古が午前中で終わったらしいきょもが少し遅れてやって来た。
慎太郎｢きょも！お疲れ！｣
優吾｢今ジェシーがレコーディングしてるからこの後大我だって｣
大我｢分かった｣
高地の言葉に適当に返したきょもは荷物を置いて発声を始めた。
ジェシー｢大我お疲れ！次行けそう？｣
大我｢あ、ジェシーもお疲れ。分かった今行く。｣
きょもがブースに入って、ジェシーが俺の隣に座った。
ジェシー｢大我顔色悪くない？くまやばやったよ？｣
樹｢そう？やっぱあんま寝れてないのかな？｣
ジェシーとそんな会話をしているとブースからきょもの伸びやかな歌声が聞こえてきた。
スタッフ｢京本くんそこのロングトーンもう少し伸ばせる？｣
｢んー、そこの高音あんまりでてないな。この音きつい？｣
｢なんかいつもと違うんだよな……｣
｢京本くん今日調子悪い？別日にする？｣
珍しくきょもが上手くいっていない様子。
いつもは割とすんなり終わってるけど今日はスタッフさんからのオーダーを上手く表現出来ていないようだ。
別日にするかと聞かれたきょもは顔を歪めて俯いている。
北斗｢お疲れ様です！｣
ちょうどいいのか悪いのか、きょもとスタッフさんのやり取りが続く中
ドラマの撮影を終えた北斗が入ってきた。
スタッフ｢京本くん？大丈夫？｣
大我｢大丈夫です！やらせてください！｣
北斗の姿を捉えたきょもは食い気味にそう答えた。
結局その日にとる予定だった分を撮り終え、まだ今日の分を撮り終えていない北斗を残して帰宅することになった。
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ななし - もしよければ北斗くんの腹痛を見たいです！お時間あればよろしくお願いします！ (2021年7月12日 17時) (
レス) id: 702a27887f (このIDを非表示/違反報告)
ry_ry(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！もし良かったら、大我くんが体調不良を隠してレッスンに参加して、ついていけない大我くんにメンバーが怒って、みたいなのが見たいです！分かりにくくてすみません（ ; ; ）お時間あればお願いいたします！ (2020年4月26日 23時) (レス) id: 226a24f45a (このIDを非表示/違反報告)
sachiko88(プロフ) - リクエストした小説ありがとうございました！すごく感動しました！！ (2020年4月26日 21時) (レス) id: 58b9c3f930 (このIDを非表示/違反報告)
遊 - このシリーズを始めから読んでいて、いつも楽しみにしています！もし、リクエスト大丈夫でしたら、ジェシーが乗り物酔いしてしまう話をお願いしたです。ゆっくりで大丈夫ですので、よろしくお願いします。 (2020年4月26日 2時) (レス) id: 42eec88754 (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています。リクエスト大丈夫ですか?きょもが舞台とライブが重なってしまい、不安から拒食症になってしまうのが読みたいです！よろしくお願いします。 (2020年4月23日 7時) (レス) id: 0a2aac4e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カノン | 作成日時：2019年10月3日 23時
