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樹side
目を覚ますとそこは俺らの楽屋だった。
体を起こそうとすると頭痛と目眩が襲ってきて思わず声を出した。
｢いっ ハァハァ｣
体を起こし頭を抑えていると、冷えピタやブランケットを持った北斗が楽屋に入ってきて背中をさすってくれた。
北斗｢樹？大丈夫だからゆっくり深呼吸してー｣
優しい声で深呼吸を促してくれるので胸に手を当てて息を整えることに努める。
呼吸が整った頃に北斗がゆっくりと背中を支えながらもう一度寝かせてくれた。
樹｢ハァハァ、しゅ、ろく、は？｣
北斗｢終わったよ、樹もちゃんと出来てた。俺らが全く気づかない程にね｣
そう言って北斗は苦笑いを浮かべた。
安心した。北斗たちが気づかなかったのならきっとファンの子にもバレてないだろう。
樹｢いがりは？｣
北斗｢楽屋に運んだところまでは一緒にいたんだけどね、きっと俺がいると気使っちゃうと思うから任せますって。
ほんと、とことん気が利くやつだよね
今日1日樹を支えてたのは紛れもなくあいつなのに｣
北斗はそう言ってふふっと笑った。
本当に気が利くやつだ。
きっと、俺がこんな姿後輩に見せるなんて情けないって言ったことを覚えていたのだろう。
北斗｢今日はミーティングはいいって。後でジェシー達が報告してくれる。
もうちょっと寝ときな？熱下がんないよ？｣
北斗の優しい声が心地よくて、俺はもう一度眠りについてしまった。
その後帰り支度を終えた猪狩が俺らの楽屋を覗き、お大事にって樹くんに伝えてくださいと言いに来た事を後日北斗に聞いた。
どこまでも気が利く後輩だ。
今度ちょっと高めの飯でも連れて行ってやるかな？笑
TO 猪狩
この間はありがとな！本当に助かった！
今度飯でも行こ。奢る。
From 樹
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長い間更新出来てなくて申し訳ありません！！
何作かオリジナルを更新しつつリクエストにも答えて行こうと思っていますので今後ともよろしくお願いします！
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ななし - もしよければ北斗くんの腹痛を見たいです！お時間あればよろしくお願いします！ (2021年7月12日 17時) (
レス) id: 702a27887f (このIDを非表示/違反報告)
ry_ry(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！もし良かったら、大我くんが体調不良を隠してレッスンに参加して、ついていけない大我くんにメンバーが怒って、みたいなのが見たいです！分かりにくくてすみません（ ; ; ）お時間あればお願いいたします！ (2020年4月26日 23時) (レス) id: 226a24f45a (このIDを非表示/違反報告)
sachiko88(プロフ) - リクエストした小説ありがとうございました！すごく感動しました！！ (2020年4月26日 21時) (レス) id: 58b9c3f930 (このIDを非表示/違反報告)
遊 - このシリーズを始めから読んでいて、いつも楽しみにしています！もし、リクエスト大丈夫でしたら、ジェシーが乗り物酔いしてしまう話をお願いしたです。ゆっくりで大丈夫ですので、よろしくお願いします。 (2020年4月26日 2時) (レス) id: 42eec88754 (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています。リクエスト大丈夫ですか?きょもが舞台とライブが重なってしまい、不安から拒食症になってしまうのが読みたいです！よろしくお願いします。 (2020年4月23日 7時) (レス) id: 0a2aac4e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カノン | 作成日時：2019年10月3日 23時
