【HQ】悪女潰し…？面倒くさいし興味無い【青葉城西】 (ページ9)

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8:こんなハズじゃなかったページ9

...さすが強豪。

レベルが高い。

入｢どうだ？うちのバレー部は｣

そう笑いながら私に聞いてきた。

『...すごくカッコイイ。サーブも、レシーブも、スパイクも...レベルが高い。見てて楽しい...』

入｢じゃあマネージャーや((｣

『やらない...』

きっと入畑先生は私がバレー経験者だから入れたいのだろうけれど、面倒臭い

『...先生。確認していい...？』

入｢ん？｣

『セッターが及川、矢巾。
ウイングスパイカーが岩泉、花巻、国見。
ミドルブロッカーが松川、金田一。
リベロが渡...であってる？』

入｢...よくわかったな...｣

合ってた...

というか...アドバイス的なものを書いてしまったけど何様だろうとか思われそう...

私はその部分だけ消そうとした。

が、誰かに消そうとした手を止められた

｢何で消すんだ？｣

入｢溝口くん。あ、バレー部のコーチだ。｣

止めたのはコーチだったらしい。

勝手にノートも取られたし...

溝｢...アドバイスすげえ的確...お前バレー経験者か？｣

『...まァ。』

溝｢.....よし。アイツらに言った方がいいな｣

『いやあの...せめて私がいない時に...』

溝｢集合!!!｣

聞いてない...

溝｢ノート見とけ。コイツが一人一人に書いたものだ。｣

『...ねぇ人の話聞いて...ください...』

溝口がノートを及川に渡した

及｢...うぉお!!?え、すご!!見やすいっ!!すっげぇ丁寧！｣

帰ろ...

そう思って抜け出そうとしたら...

松｢どこに行くのかな～Aちゃん｣

松川に肩を掴まれた

『.....帰る』

松｢まァ待てって。｣

帰らせて...

及｢...大爪ちゃん!!!マネージャーや((｣

『やらない...』

及｢即答！え、何で!?バレー経験者!!｣

『...面倒臭い』

岩｢...大爪。多分だが、お前アイツに気に入られたぞ｣

横でぼそっと言う岩泉

『.......は...？』

花｢多分お前が入らない限りしつこいぞ。毎日教室に来たり...｣

『...やっぱり...入る』

松｢(今後の生活でどっちを取るか選んだな...)｣

いや...入るしかない。もうこうなってしまったら入部しないという選択肢はほぼ無い。
最後まで粘るより最初から諦めた方がいい...

及｢ホント!!?やったー!!監督～！溝口く～ん！大爪ちゃん入るって!!!｣

入｢よくやったお前ら！｣

...さらば私の平和な生活