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35:頼って ページ36

晴太side



俺はA姉の弟の晴太。



小学五年生。



A姉は俺達の親代わりで家事や俺達の面倒を見てくれてる。



けどA姉は無理矢理バレー部のマネージャーをさせられたらしい。



でも...入部してから少しA姉が楽しそうに見えた。



俺は嬉しかった。



けど帰ってきてすぐに晩御飯や洗濯をしてくれてるA姉。



とても大変そうだった。



前にも手伝うって言ったけど断られた。



俺が弟だから?



同じ家族なのに頼ってくれなかったのが悔しかった。



雪「...何で僕達にパパとママがいないの...」



今日、雪斗が珍しくそんなことを言った。



俺は知ってる。



『ッッ...』



その言葉でA姉が苦しそうな顔をするのを。



晴「雪斗!」



俺は雪斗に怒鳴った



そんなこと言うな。A姉を苦しませるな。



『...事故だったんだよ。仕方がないよ』



風「何でッッ...何でママ達だったのッッ...」



風花も雪斗も泣き始める。



更に苦しそうなA姉の顔を見て我慢が出来なくなる。



晴「おまえらッッ...」



『いいの...晴太。』



晴「A姉...」



『...ごめんね』



A姉はそう言って風花と雪斗を抱きしめた



俺は何も言えなかった。



何で俺はこんなにもガキなんだろう。



そんなことを思いながら俺はベッドに横になった。



...寝れない。



まぁ明日休みだし夜更かししようかな



俺はそう思い部屋を出た。



リビングの電気がまだついていた。



晴「A姉...?」



リビングを見るとソファーでA姉が寝てた。



ごめんね、A姉。



俺こんなことしか出来ない弟だけど、少しくらい頼ってね



そう思いながらA姉に毛布をかけた。



俺はそのまま部屋に戻ってぐっすり寝た。

36:月曜日→←34:親の代わりなんて



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作品ジャンル:アニメ
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- 1日前が誕生日… (2020年4月7日 21時) (レス) id: 58dc9d80b9 (このIDを非表示/違反報告)
葉理(プロフ) - 楽しそうだね(*^▽^*)(ツッコミ不在 ww) (2019年11月9日 17時) (レス) id: fb96993cf8 (このIDを非表示/違反報告)
Eine Rose(プロフ) - 紺さん» いか((いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(( (2019年8月26日 0時) (レス) id: 7a83e4d968 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Eine Roseさん» うなぎ((だ、誰かぁァァァァァぁぁ (2019年8月26日 0時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
Eine Rose(プロフ) - 紺さん» アナゴ((もう誰でもいいから止めてくれww (2019年8月25日 22時) (レス) id: 7a83e4d968 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Eine Rose | 作成日時:2019年7月27日 10時

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