【HQ】悪女潰し…？面倒くさいし興味無い【青葉城西】

33:お風呂 ページ34

遅くなったけど晩御飯も食べて洗濯もした。



『風花、雪斗。お風呂入るよ』



風｢はぁーい！｣

雪｢うぇーい！｣



幼稚園生の風花と雪斗は私とよくお風呂を入る。



私が無理だったら春美とか夏樹や千秋の双子に任せる



素早く風花と雪斗を洗い湯船に入れる。



そして私はゆっくりと体を洗う。



風｢Aお姉ちゃん！｣



『ん？』



風｢あのね...こんどのげつよーび、おゆーぎかいがあるの！｣



お遊戯会か...



雪｢あとでしおりわたしゅ！｣



にしても急だなぁ...



｢｢Aお姉ちゃん来れる!!?｣｣



月曜日普通に学校なんだよな...



『...ごめんね。お姉ちゃん学校だ...』



雪｢やしゅんでよ！｣



『え〜...無理かな...』



風｢Aお姉ちゃん私たちのおゆーぎ見たくないの？｣



『勿論見たい。けど...お姉ちゃん学校休めないの』



｢｢やーだー！｣｣



嫌と言われても...



『そろそろ上がるよ。』



風｢ぶーん！｣



雪｢がおー！｣



『ちょっ...ちゃんと拭いて...春美〜手伝って〜！』



春｢はーい！こら雪斗！風邪引くから｣



雪｢ブーン！｣



春｢このガキｯｯ...｣



春美は言うこと聞いてくれないとたまに口悪くなっちゃうんだよね...



『春美、風花お願い』



春｢あ、うん！｣



雪斗は厄介なんだよな...



『雪斗、そんなんじゃお遊戯会行かないよ』



雪｢(ﾋﾟｸｯ)｣



『言う事聞いてくれればもしかしたら行けるかもなー』



雪｢体拭く!!｣



『良い子』



大人しく雪斗は私に体を拭かれる



雪｢...来てくれるってホント...？｣



私達は2年前に両親を亡くしている。



両親は事故で逝ってしまった。



それから私は妹達の親代わりをしている。



だから、弟や妹の学校行事等はなるべく行きたい。



けど私も学生。



行けない事が多い。



『...少し考えるね。行けるかはこれからの雪斗次第かな』



雪｢おっす！｣



...こんなにまだ小さいのに親がいないなんて...悲しいよね



私...ちゃんと親代わりできてるかな...



『服は自分で着て...無理だったら夏樹や千秋に頼んで』



雪｢はぁーい！｣



雪斗は洋服を持ってリビングに向かっていった。



風花は春美に任せてるから私も服に着替える。



『あ、春美。そのまま美雨と一緒に入っちゃって』



春｢うん。美雨〜！風呂！｣



...お遊戯会どうしようかな...

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