【HQ】悪女潰し…？面倒くさいし興味無い【青葉城西】 (ページ4)

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3:上下関係嫌いだから敬語苦手ページ4

『.......誰...ですか...』

ある日、急に私のクラス、そして私の席の前に現れた知らない人。

｢急にすまないな。俺は3年、岩泉だ。
大爪A...で合ってるか？｣

岩泉.....絶対京谷だ。

アイツ会ったら絶対にぶっ叩く...

『そう...ですけど...』

岩｢京谷から聞いたんだが...マネージャーやってくれるって本当か？｣

『言ってない...です』

何言ってんの京谷...

岩｢...それなんだが...もう...入部届出てたんだが...｣

私は席を立った。

岩｢...........？｣

私は走って教室を出た。

『京谷コロス京谷コロス京谷コロス京谷コロス京谷コロス京谷コロス京谷コロス((ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ』

そう呟きながら京谷がいるであろう1組に向かった。

『...京谷。ちょっと』

京｢.....................｣

『.....ハミチキ』

京｢んだよ｣

『んだよ、じゃないよ...勝手にバレー部の入部届出したでしょ...』

てかチョロすぎだよ京谷...

岩｢おい...いきなり走って...って京谷か。｣

後ろからさっきの人の声がして反射的に京谷の背中に隠れた。

京谷の背中から顔出してこう言った。

『あの...さっき言ってた入部届捨てて...下さい...』

岩｢あー...てか昨日顧問にまで渡しちまったんだよな...｣

『...京谷。やっぱハミチキ無し』

京｢じゃあマネージャーやれ｣

『嫌...マネージャー面倒臭い...動くのさえ面倒くさいのに...』

岩｢...そうか。マネージャー入るって聞いて様子見で来たが良い奴そうだから入って欲しかったんだが...｣

『...強豪なのにマネージャーいないの...ですか...』

岩｢いや...いるんだが.....少しな...｣

ふーん...いるんだ

『...いるなら別に入らなくていいでしょ...いなかったら少し考えて断ってたけど...』

岩｢結局断んのかよ...監督に俺から言っておくわ。何か悪かったな。
京谷も本人の許可無く勝手に出さないように、な。｣

京｢...っス。｣

岩｢あと部活来い｣

京｢...........｣

そこは返事しなよ...

まァ何とか入部せずにすんだ。

『...京谷。次はないから』

軽く京谷を睨んで教室に戻った。

怜｢大爪さん！さっきどうしたの？さっきの岩泉先輩だよね？｣

...何か最近橋本さんが話しかけてくる...

『そうだけど...ただ京谷の悪ふざけのせいで来ただけだから...』

そう言って席に着いた

怜｢(絶対に大爪さんと仲良くなってやる...！)｣