【HQ】悪女潰し…？面倒くさいし興味無い【青葉城西】 (ページ30)

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29:帰り道ページ30

自主練も終わり、帰る支度をする

及｢大爪ちゃん!!少し良いですか!!?｣

帰ろうと正門を出たら及川が話しかけてきた

『えっと...何？』

及｢おっ大爪ちゃんってさ...彼氏いるの？｣

...彼氏？

私が...？

『いないけど...』

及｢えっ!!?｣

『えっ...？』

何で驚くんだ...？

及｢えっじゃあ、じゃあ!!部活終わった後電話してたのって...｣

あ、及川聞いてたんだ

『従兄だけど...』

及｢...そ、そっかぁ～｣

何故か安心したように及川がそう言った

『それだけ？』

及｢あ、うん！｣

『そっか...じゃあね。明日明後日練習試合だからしっかり休んで』

及｢うん！また明日！｣

そう言って及川と別れる。

国｢あ、大爪。｣

『国見...どうしたの？』

国｢途中まで一緒に帰ろ｣

金｢おっ俺もお邪魔します！｣

『いいよ...あ、途中711寄っていい？』

今日ご飯作れないし弁当かな...

金｢俺はいいっすよ。｣

国｢俺も。金田一塩キャラメル奢れ｣

金｢ヤダよ。自分で買え｣

仲いいなぁ二人とも

二人と一緒に帰り道を歩く

...二人とも身長高いな...

二人の話を聞きながら711に向かう

金｢...意外と近かった｣

711はあっという間に着いた

｢いらっしゃいませー｣

籠を持って中に入る

金｢先輩は何買うんですか？｣

『晩御飯...今日いつもより遅かったから...』

金｢そうなんですか。ちょ、国見勝手に俺の財布取るなよ｣

金田一鞄ゆるゆるかよ...

今日は...ハンバーグで良いかな...チンするご飯もあるし...

あ、牛乳無くなってたな...

晩御飯、足りないもの、明日の朝御飯等を買う

国｢...大爪って主婦か何か？｣

『違うよ...』

そう言ってレジに持って行く

店員さんがバーコードを読み取っていく

｢3240円です。｣

『ナナオで...』

ナナオというカードで金を支払う

｢レシートです。ありがとうございました。｣

物を受け取り外に出る

金｢あ、来た｣

国｢金田一財布の中身空とかホントねぇわ｣

金｢知るかよ｣

『あ...そう...コレ。あげる』

そう言って金田一にはガリガリ君、
国見には塩キャラメルをあげた。

金｢えっ...良いんですか!?｣

『うん...部活終わりってお腹空くでしょ？晩御飯はちゃんと食べなきゃだからそれだけね...』

金｢ありがとうございます！｣

国｢ありがとう...！｣

二人とも嬉しそうだった