年下なんて《ru》 (ページ3)

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ラウの家を出て近くのコーヒーショップ

店内に入れば見慣れた後ろ姿

『､､､進んだ？』

mg｢うわ！ビビった｣

難しい顔してパソコンを見つめてた蓮は近づいてくる私には気づいてなかったようですごい勢いで振り返ってきた

蓮とは高校からの仲で今大学で学部学科も同じ

最近は2人1組でプレゼンする授業でペアを組んで休みの日に会うことも増えた

『何、どこまで進んだの？』

mg｢ここ｣

『序盤すぎるでしょ何やってたの』

mg｢言いたいこと文章に出来ないんだもん｣

文字を打っては消して打っては消してを繰り返す蓮

そんな蓮を横目に別の場所を進めようと私もパソコンを開く

蓮はひとつのこと始めるとそれに没頭しちゃうから話しながら作業、なんてこともない

しばらく時間が経ったところで蓮が伸びをしたからその隙に話しかける

『どこまで行った？』

mg｢ここ、うぁ〜疲れた｣

『おお、めっちゃ進んでる』

お互い今日のノルマはクリアしたからそこからまったりおしゃべりタイム

mg｢今日ラウのとこだったっけ？｣

『そうそう、相変わらず賢いよ』

高校で私を経由して仲良くなった蓮とラウ

ラウは蓮くんって呼んでてすごく懐いてて蓮も満更でもない感じ

mg｢俺も久々に会いてぇな〜｣

『ラウ喜ぶとおもうよ？』

頬がゆるゆるの状態でそう言う蓮

兄弟みたいなふたりの絡みを見るのは結構私の好きな時間だったりする