好きにさせてみせるから《mg》 (ページ8)

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mg｢ね、さっきふっかさんと何話してたの｣

放課後蓮くんと2人で少し残ってると突然目の前にしゃがみこんで聞いてきた

『何､､､って買い出しのやつもらってただけだよ？』

mg｢あれは？｣

ちょっといつもよりムスッとしながら蓮くんが指さす先には

さっきふっかからもらったミルクティーが机の上に置いてあった

『あー、なんかふっかが奢ってくれたの。なんか気まぐれ発動したんじゃないかな笑』

ミルクティーを手に取って中身をちゃぷちゃぷ揺らしながら言う

mg｢Aってそういうとこ鈍感っていうかさ、俺よりダメだよね？｣

私からペットボトルを奪って元通りに机に置く蓮くん

なんか私ディスられてる､､､？？

『なにそれ笑どういうこと？』

mg｢ほら、全く分かってないじゃん笑｣

そう言って蓮くんは呆れたように微笑んでくるけどこっちはちっともわからない

だけど嫌な気は全くしなくて

むしろ蓮くんの私を見る目がすごく優しくて

このままこの時間が続けばいいのに、なんて柄にもなく思ってしまった