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私の目の前でこれまでないくらい目を見開く蓮くん







mg「、、、なんて?」

『、、、いや聞こえてたよね?!』

mg「ちょ、なんて??」




あまりに潤んだ瞳で詰め寄られるから渋々口を開く







『蓮くんのこと、、、好きだよ、って、』

mg「まじでいってんの、?」

『まじで言ってるよ』

mg「、、、しゃぁ!!!」






思いっきりガッツポーズをして大きな声を出す蓮くんに思わず笑ってしまう









mg「やっば、待って、めっちゃ嬉しいんだけど」

『好きにさせるって言ったじゃん』

mg「言ったけど嬉しいに決まってんだろ」






机に座ったままの私をギュウ、と力強く抱きしめてくる蓮くん



興奮したのか心臓の音がドキドキ伝わってくる







そんな蓮くんを感じて今更緊張してきた私もドクドクと鼓動が鳴り出す







mg「ふはっ、どっちの心臓の音だよこれ、笑」

『どっちもじゃない、?笑』






抱き合ったまま笑い合う


蓮くんの手が優しく私の髪を撫でる











優しく頭を撫でてくれる蓮くんの手はいつも妙なくらい安心感を与えてくれる






mg「A、フォークダンス俺と踊ろ」






体を離して改めて私を誘ってくれる蓮くん



断る理由なんてひとつもなくて大きく頷いた












ちょうどそのタイミングで外からフォークダンスの音楽が聞こえてくる



『始まっちゃった!早く行こ蓮くん!』

mg「待って、その前に、」





蓮くんが教室を出ようとする私の手首を掴む



mg「蓮、って呼んで」








突然のお願いに顔が真っ赤になるのが自分でわかった

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作者名:いーみ | 作成日時:2021年12月30日 0時

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