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一瞬カチッとした雰囲気に緊張したけどその後は何事もなくいつも通りだった
適当に駅ビルぐるぐるして夕方くらいに解散
ご飯作るの面倒くさくてコンビニで買って出たところだった
『...あ』
iw「...あ」
本日2回目の岩本先輩との遭遇
確率すごすぎじゃない?
『お疲れ様です』
iw「お疲れ、家この辺なの?」
『あ、はい。一人暮らしで、ご飯作るの面倒くさくて、これ、笑』
iw「うわ、俺も一緒、笑」
ふは、と吹き出して笑う岩本先輩
くしゃっと目が無くなるその笑顔に胸がギュッとなったのは気のせいだと思う
『あ、てかならお礼!なんか買います!』
iw「いやいや、いいって、自分の飯だし」
『だめです!!』
思わず叫んだ私に固まる先輩
何叫んでるんだ私、しかもだめです、て
小学生か語彙力どこに置いてきたんだ、
恥ずかしくなって目を逸らせば高い声で笑いだした岩本先輩
そんな姿が意外で次はまじまじ見つめてしまった
iw「、はぁ、っおもしろ笑 じゃあ昨日のカフェラテ買ってもらっちゃおっかな、笑」
そのまま店内にUターンして私はカフェラテ岩本先輩は夜ご飯を購入
お店を出てカフェラテ手渡せば"ありがとね"って優しい笑顔
iw「あ、ふっかがね、」
ふっか、、って一瞬考えたけど深澤先輩のことかってすぐ分かったから
軽く頷いて相槌を打つ
iw「佐久間くん、だっけ、も含めて今度飯でも、ってさ」
"多分そのうち連絡来ると思うから適当に相手してやって"って
それだけ言うとヒラヒラ手を振って歩いていってしまった先輩
私の家とは反対方向だった
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作者名:いーみ | 作成日時:2022年9月20日 0時