上上吉の九人九色

雪城高校五人衆 ページ6

お次は雪城高校



この学校の頭はこの人






wt｢え、まって、課題ここにあった｣







3年、渡辺翔太



須野高校の面々と同じでたまり場的な教室がある彼ら






その教室の棚の中からヒラヒラと出てきたのは昨日が提出期限の渡辺の課題





授業はサボりがちな彼らだが留年は避けたいもの

だから必要最低限の提出物は割と守っている方







dt｢あぁ、そういえば俺そこに入れたかも。今思い出した｣

wt｢はぁ？！言えよ！俺出せなかったじゃん！｣

dt｢翔太がイライラして鞄の中身ぶちまけたりするから｣








そんな彼と言い合っている...というかムキになっているのは渡辺だけなのだけれど






その相手は同じく3年宮舘涼太




この2人は幼少期からの幼なじみ


幼稚園の同じクラスだったときの名前にちなんで"ゆり組"と呼ばれている






周りからバブいと称されるリアクション大きめの渡辺と一見しっかりしてそうに見えるが時々とんでもない大ボケをかます宮舘




この2人のコンビはいつまで経っても新ネタが尽きないからみんなほのぼの経過観察の日々









と言いつつ、宮舘が渡辺の保護者的な位置にいるのは不動の事実







恐らく雪城高校でいちばん強いのは宮舘涼太





じゃあなんで彼が頭じゃないのかって？

そりゃもう渡辺さんの保護者ポジだからですよ








あくまでも自分は1歩引いたところから、っていうのが彼のスタイル





一方で渡辺は自らガツガツと進んでいく




この人がキレちゃったらもう誰も止められない、宮舘でさえも







キレたときの強さは異常なもんで、地球ひっくり返しちゃう感じ










そんなお互い大好き両思い幼馴染がいるこの高校、



まだまだ沢山お仲間はいらっしゃいます

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