【BTS】ぶりっ子したら…

未来予想30 ページ31

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あれからどのくらい経ったんだろ?




あの頃が2013年だったから…5年か。




今目の前に立っている建物に書いてある名前は




“BigHit”……彼らが所属している事務所だ。




覚えてんのかな?




貴『まあ覚えてなかったら張り手いきだけどね。』




そう呟いて建物に入っていった。




────────




エレベーター。




彼らが韓国デビューしてから1年後。




日本デビューしてすぐ人気になった。




だからもちろん“マネージャー”になるのは




難しかったんだぞ？このイム様を褒めやがれ。




エレベーターからおり、ある部屋の前まで来た。




“防弾少年団”そのネームフレートがかかった部屋




あの時と同じ感じだ。




でも不思議。あの頃と違ってすごく緊張する。




ｶﾞﾁｬｯ




すると一気にこちらに向けられた7つの視線。




貴『ハロー!!!!!!……あー…みんな…覚えてる?』




あんだけ練習した言葉は喉の奥にしまい




声も震えている。




イムさんさっそくやっちまったぜ!!!




しばらく沈黙が続いた。




ああ。イムA終わりました。




と、思ったとき。









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｢────────────おかえり｣








ぶりっ子して嫌われようとしてたのに。




“ぶりっ子したら…”逆に幸せを貰った。




貴『…………ただいまっ…よろしくっ…』




今度はちゃんといえたな…よろしくって。




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