page_48 ページ48
.
お揃いのピアス｡
私に似合うと言ってそんぎゅはプレゼントしてくれたけど
そんぎゅにもとても似合っていた｡
｢あ､そんぎゅ…｡私､プレゼントまだ用意してなくて…｣
SK｢…俺､もうもらったよ？｣
｢え…何を??｣
聞くと､そんぎゅは優しく微笑む｡
そっと私の前髪を分けて､おでこに優しく口づけを落とされた｡
SK｢俺へのプレゼントは､Aって事で｣
｢な…そんなの､全然プレゼントになってない…!!!｣
SK｢俺はもう充分なんだけどなぁ…｣
あぁもう…顔が熱い｡
冷ますために手でパタパタと仰いでいたら
ふいに､ふわりとそんぎゅに包まれる私の体｡
SK｢じゃあ､来年のクリスマスも二人で祝うって約束｡して？｣
｢え…もちろんだよ｣
SK｢ん｡それがクリスマスプレゼントね？｣
｢そんなのでいいの？笑｣
SK｢そんなのがいいの｣
愛しそうに
すがりつくように
いなくなる事を怯えるように擦り寄るそんぎゅの頭をそっと撫でる｡
暫くよしよしとしていると
段々とそんぎゅの瞬きがゆっくりになっていき…
かくん､と落ちた頭｡
｢眠いの??｣って聞くけど
目の前のそんぎゅは明らかに眠そうなのに首を横に振る｡
｢そんぎゅ…もう寝ていいよ…｣
SK｢やだやだ…｡まだAと喋りたいよ…｣
｢また明日があるから､ね??｣
SK｢…明日も､俺の事愛してくれる…？｣
…そんな心配してたの？笑
なんかもう､開いてるかもわからないそんぎゅの目も可笑しくて｡
薄く開いたそんぎゅの口に､キスを送って
そのまま双方の瞼にもちゅっとキスをする｡
｢明日も､明後日もその先も､ずっと愛してる｡だから眠って…？｣
頬を緩めたそんぎゅは､そのまますぐに寝息をたてはじめた｡
今度は､私が寝顔を見守る番｡
そんぎゅの寝顔はとても可愛くて､見てて飽きない｡
…さっきのそんぎゅも､同じ気持ちで私の寝顔を見ていたのだろうか｡
ずっとその寝顔を見つめていると｡
ふいに眠っているそんぎゅの唇が､ふにゃんと弧を描き
｢…A｣
と､寝言で私の名前を呼ぶ｡
…なんなのこのギャップ!!
二時間前のそんぎゅとは全然別人だ｡
…思い出したら顔が熱くなってきた｡←
さて､私もそろそろ寝ようか｡
｢私の夢にも､そんぎゅが出てきてくれたら嬉しいな｣
いつかそんぎゅが教えてくれた様に､こつんとそんぎゅとおでこをくっつけて｡
｢…おやすみ｣
眠りの海に堕ちていった｡
.
.
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 251人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
軌蘿(プロフ) - うるるん♪さん» 明けましておめでとうございます^^そ､そうだったんですか?!(;´д｀)笑 お待たせいたしました…｡ソンジョンのキャラ崩壊をどうか許してください｡笑 こちらこそ､小説共々よろしくお願い致します^^ (2013年1月4日 23時) (
レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - かたつむりさん» た､ただいまです!!笑 明けましておめでとうございます^^待っていてくださって嬉しいです*私なんかの小説で良ければ是非これからも読んでいただきたいです!!二章の波瀾をお楽しみに^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - たむさん» ただいまです~^^そのまま是非是非ソンギュペンに…← 嬉しいです´ ｀* 二章も作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致しますね^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - きど。さん» ありがとうございます^^二章を作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致しますね~^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - ゅかちんさん» ただいまです~^^わぁ､ありがとうございます!!是非是非ソンギュペンになってください(*´∇｀*)笑 ウェルカムですよ~* 二章作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致します^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：軌蘿 | 作成日時：2012年12月1日 21時
