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｢…そんぎゅ…｣
あぁ…会いたかった…｡
そんぎゅはそっと私の手を握って､安心させる様にふわりと微笑む｡
その顔を見ただけで､泣きそうになって…
涙で､そんぎゅの顔がぼやけた｡
SK｢泣き虫A…｣
｢だって……っごめ､なさ…｣
振り返った先のそんぎゅに､泣きながら抱き着いた｡
力いっぱい抱き着いたのに
それでもしっかりとそんぎゅは受け止めてくれて
やっぱり…そんぎゅじゃなきゃ､私はダメなんだ｡
また会えた事が嬉しくて､幸せで､そう感じていると｡
背後から､記憶にない様な低い声が私の耳に届いた｡
SJ｢…ヌナ…どうして､そんな男なんか……!!｣
見れば､そこにいるのはソンジョン君だけ｡
ソンジョン君の顔は強張っていて
大きくてクリクリしている瞳は､睨むように､そんぎゅを射貫き
私の背筋がゾッと凍る｡
見たことのない表情に怖くなって､そんぎゅにしがみつけば
そんぎゅはそんな私を腕の中へ閉じ込める様にして
ソンジョン君よりも､もっと鋭い眼光を放つ｡
SK｢Aは俺のなんだ｡取らないでくれる？｣
SJ｢ヌナは､物なんかじゃない!!勝手に決め付けるな!!｣
SK｢俺がAのものだからいいんだよ｡誰も入って来させない…俺とAの中には｣
…今の言葉､私にも言ってくれた様に感じた｡
不安とか､苦しみとか
今までそればかりが体の中を巡っていたのに
｢これで終わりだよ｡仲直りしよ？｣
そう言ってるみたいに聞こえて｡
ねぇ…そうゆう言葉で取っていいんだよね？
私の事…許してくれる…??
｢…ソンジョン君｣
私は､そんぎゅと睨み合っていたソンジョン君をしっかり見据える｡
｢ごめんなさい｡貴方の気持ちには答えられない…｡きっと私よりももっといい女性が貴方には似合うと思うの｣
SJ｢…そんな｡僕は､ヌナだけ…!!｣
｢私は､そんぎゅ以外愛せないから｡｣
これからも､貴方を可愛い後輩として見守っていきたい｡
けれど､私の気持ちがソンジョン君に届いたかはわからなかった｡
辛そうに表情を歪めたソンジョン君は､それでも尚そんぎゅを睨みつけて｡
SJ｢絶対…諦めないですから｡｣
そう言い捨てて､去って行ったから｡
なんだか緊張が解けて､力が抜けて
小さく溜め息をついたら
今度はそんぎゅに腕を引かれて
顔を上げると､目が合ったそんぎゅはニコリと微笑んだ｡
SK｢帰ろ｣
｢…うん｣
握った手は､絶対に離さない｡
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軌蘿(プロフ) - うるるん♪さん» 明けましておめでとうございます^^そ､そうだったんですか?!(;´д｀)笑 お待たせいたしました…｡ソンジョンのキャラ崩壊をどうか許してください｡笑 こちらこそ､小説共々よろしくお願い致します^^ (2013年1月4日 23時) (
レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - かたつむりさん» た､ただいまです!!笑 明けましておめでとうございます^^待っていてくださって嬉しいです*私なんかの小説で良ければ是非これからも読んでいただきたいです!!二章の波瀾をお楽しみに^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - たむさん» ただいまです~^^そのまま是非是非ソンギュペンに…← 嬉しいです´ ｀* 二章も作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致しますね^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - きど。さん» ありがとうございます^^二章を作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致しますね~^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - ゅかちんさん» ただいまです~^^わぁ､ありがとうございます!!是非是非ソンギュペンになってください(*´∇｀*)笑 ウェルカムですよ~* 二章作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致します^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：軌蘿 | 作成日時：2012年12月1日 21時
