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実家を出ると､もう空は朱色に染まっていた｡
そんなに長い間､私はみょんす君の腕の中で泣いていたのか…｡←
恥ずかしい｡
気付けば､携帯も財布も
何も持たずにマンションを飛び出していた様子｡
それだけ焦っていたんだな…と､落ち着いた頭で振り返りながら
トボトボと帰っていた時…｡
SJ｢…ヌナ？｣
その声に振り向けば､私服のソンジョン君が
買い物袋を手に立っていた｡
｢あれ…ソンジョン君の家､この近くなんだ??｣
SJ｢はい､すぐそこです｣
｢…じゃあ､明日ね｣
SJ｢あ…ヌナ!!｣
なんか気まずくなって立ち去ろうとしたのに
ソンジョン君に引き止められて､立ち止まる｡
SJ｢ヌナ…泣きました??｣
｢え…｡どうして…？｣
SJ｢涙の跡…｣
近付いたソンジョン君の､綺麗な手がスッと私の頬に伸び､そっと撫でられて
思わず､心臓が跳ねた｡
｢あ…ちょっと､ね｣
SJ｢…あの彼氏さんですか？｣
｢え？｣
SJ｢あの人と…何かあったんですか｣
…どうして気付かなかったんだろう｡
ソンジョン君の瞳が
いつも悲しそうに私を見据えていた事に｡
｢…あの｣
SJ｢僕なら､絶対ヌナを泣かせたりしないです｣
｢私…｣
SJ｢ヌナ…好きです｡｣
胸が､切なく痛い｡
私…私は…
そんぎゅ以外好きになれない｡
きちんと伝えなければ｡
顔を上げた時
ソンジョン君の綺麗な顔が､私の視界いっぱいに映った｡
…キス､されてる？
気付くのに数秒かかって
｢……ｯ｣
慌てて､離れた｡
『Aにちゅーしていいのは､俺だけでしょ？』
途端に思い浮かぶのは､そんぎゅのその言葉で
｢な…なんで……っ｣
罪悪感に苛まれて､ソンジョン君をつい睨む｡
けれど､ソンジョン君は
そんな私の威嚇に全く動じない様子だ｡
一歩後ずさる私の腕を掴んで､逃がさない様に強く握る｡
｢…離して｡｣
SJ｢嫌だ｣
…ソンジョン君の瞳は
先程の切なそうな瞳とは打って変わって
…寒気さえ感じる程､暗い瞳に変わってしまっていた｡
SJ｢僕がこんなに人を好きになったのは､ヌナが初めてなんだ…｣
｢違うわ､ソンジョン君…貴方は誤解してる｡貴方には､私よりもっと…ｯ｣
その言葉を言い切らない内に
ソンジョン君に掴まれている方とは逆の腕を誰かに引かれて
背中から抱き留められ
聞こえた声は…
SK｢…俺のAに触らないで｣
愛して止まない､そんぎゅの声｡
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軌蘿(プロフ) - うるるん♪さん» 明けましておめでとうございます^^そ､そうだったんですか?!(;´д｀)笑 お待たせいたしました…｡ソンジョンのキャラ崩壊をどうか許してください｡笑 こちらこそ､小説共々よろしくお願い致します^^ (2013年1月4日 23時) (
レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - かたつむりさん» た､ただいまです!!笑 明けましておめでとうございます^^待っていてくださって嬉しいです*私なんかの小説で良ければ是非これからも読んでいただきたいです!!二章の波瀾をお楽しみに^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - たむさん» ただいまです~^^そのまま是非是非ソンギュペンに…← 嬉しいです´ ｀* 二章も作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致しますね^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - きど。さん» ありがとうございます^^二章を作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致しますね~^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - ゅかちんさん» ただいまです~^^わぁ､ありがとうございます!!是非是非ソンギュペンになってください(*´∇｀*)笑 ウェルカムですよ~* 二章作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致します^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：軌蘿 | 作成日時：2012年12月1日 21時
