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そんぎゅが出て行った後
私は涙が枯れるまで泣いた｡
夜中になってから､必死にそんぎゅを探し回ったけど
公園にも
アイスクリームショップにも
コンビニにも
何処にも居なくて｡
この雨で…｡
…好きな人の所に､行っちゃった？
あの時引き止められなかった自分が情けない｡
悲しそうなそんぎゅの表情が
辛そうに叫んだそんぎゅの声が
強引に合わせられたそんぎゅの唇が
頭の中を駆け巡って
やっぱり苦しい｡
苦しいけれど､昨日一睡もしていないせいで頭はどんどんぼやけていって｡
どうやってマンションに帰ってきたわからないけど
朝､起きた時には､リビングのソファーの上で
カレンダーを見る｡
今日は仕事がない休日だった｡
｢…行かなきゃ｣
−何処へ？
｢何処へ｡……っ!!彼に聞いたら､わかるかもしれない｣
そうだ｡
…みょんす君｡
彼に聞けば､何か…｡
お願い…何か知っていて…｡
祈りながらマンションを飛び出して､実家へ走って｡
｢みょんす君!!みょんす君!!居る??!｣
息切れで酸素が上手く肺に入らない事もいとわずに玄関に飛び込むと
MS｢…A…??｣
驚いた顔のみょんす君が､リビングからひょこっと顔を出した｡
｢…ｯみょんす君!!そんぎゅ…っ…そんぎゅ…知らない……？｣
走ってみょんす君の所まで行って､ぶつかりかけたのをみょんす君に受け止められる｡
MS｢A､何が…｣
｢…そんぎゅが､帰ってこないの…っ｣
MS｢…ひょんは､ここには来てないよ｣
…………｡
やっぱり…ここにも…｡
腰が抜けて､ペタリと床に崩れ落ちた｡
みょんす君は､私と一緒に座り込んで
みょんす君の両足が私を挟むような形になる｡
MS｢何があったの…？俺に話してみて｣
ぎゅっと抱き寄せられて､そっとみょんす君の手が頭を撫でる様に動いたら
…言葉は涙になって
どんどん溢れて
自分でも何を言ってるかわからないくらい､ぐちゃぐちゃだったと思う｡
｢私…そんぎゅに捨てられたかもって…｣
MS｢A…どうして､わからないの…？｣
｢え…｣
みょんす君の悲しそうな声に､顔を上げれば
やっぱり､その瞳も悲しそうに揺れていて｡
MS｢ひょんは､人間に捨てられたんだよ…??｣
…その言葉を聞いた瞬間
私の中に､ズシンと重い何かが来た気がした｡
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軌蘿(プロフ) - うるるん♪さん» 明けましておめでとうございます^^そ､そうだったんですか?!(;´д｀)笑 お待たせいたしました…｡ソンジョンのキャラ崩壊をどうか許してください｡笑 こちらこそ､小説共々よろしくお願い致します^^ (2013年1月4日 23時) (
レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - かたつむりさん» た､ただいまです!!笑 明けましておめでとうございます^^待っていてくださって嬉しいです*私なんかの小説で良ければ是非これからも読んでいただきたいです!!二章の波瀾をお楽しみに^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - たむさん» ただいまです~^^そのまま是非是非ソンギュペンに…← 嬉しいです´ ｀* 二章も作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致しますね^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - きど。さん» ありがとうございます^^二章を作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致しますね~^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - ゅかちんさん» ただいまです~^^わぁ､ありがとうございます!!是非是非ソンギュペンになってください(*´∇｀*)笑 ウェルカムですよ~* 二章作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致します^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：軌蘿 | 作成日時：2012年12月1日 21時
