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【そんぎゅside】
思い出すと､涙が溢れる｡
何も言わず､優しく背中をさすってくれるA｡
でも､『殺される』とゆうキーワードに
その手も止まってしまった｡
SK｢……犬を捨てるとゆう事は…犬を殺す事と同じなんだ｣
あんなに､幸せだったのに｡
SK｢野良犬からそれを教えてもらった時…怖かった｡｣
捨てられて辛いとか｡
悔しいとか､憎いとか｡
そうゆうのじゃなくて
何かを感じる事すら出来ない所へ堕ちるのが､怖くて｡
捨てられると､感じた時は
ただ､俺を抱えて道を歩くご主人様を見上げる事しか出来なかった｡
SK｢あいつ…ご主人様は､歌手になり家を離れるから､もう俺を飼えなくなったんだ｣
あいつは俺の事…愛していてくれたのかな｡
…あの日､
『ごめんな､そんぎゅ』
俺は公園の､でかい段ボール箱に入れられて
立ち上がり､別れる時に､あいつは寂しそうに言ったんだ｡
『お前が犬じゃなくて､人間だったら…｡』
去っていく背中に､俺は投げかけた｡
…人間だったら｡
傍に､居られる？
人間だったら
言葉が話せたら
捨てられないの？
…なら､人間に…なりたいよ｡
俺の願いを聞いてくれるなら､神様｡
俺を人間にして｡
俺を…殺さないで｡
SK｢…そうやって願ってたら､人間になってた｡｣
人間になれば
人間の時間で生きられるから｡
人間に言葉が伝えられるから｡
…捨てられたり､しないから｡
SK｢Aに出会えて､本当に嬉しかった…｡Aはあたたかくて､落ち着くから｡｣
暗闇から俺を救ってくれた､太陽｡
…でも､Aは
SK｢…Aは…俺の事､人間としては見てくれない…？｣
人間として､俺を愛してくれないの？
俺､もう､犬じゃないよ｡
人間になったんだよ？
前のご主人様には､もう愛してもらえない｡
俺も､それは犬の記憶として､大切に仕舞うから｡
…Aが､好きだよ｡
SK｢Aが､大好き｡｣
それでも､Aの顔を見るのが怖くて
Aの肩にもたれ掛かったまま､言葉を吐き出す｡
そしたら､Aの手が
静かに俺の後頭部を撫でるように動いた｡
｢…そんぎゅ…｡ごめんね…貴方を拾ったのが私で､よかったのかな…｣
Aの声は､震えて
泣いてるみたいだった｡
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軌蘿(プロフ) - うるるん♪さん» 明けましておめでとうございます^^そ､そうだったんですか?!(;´д｀)笑 お待たせいたしました…｡ソンジョンのキャラ崩壊をどうか許してください｡笑 こちらこそ､小説共々よろしくお願い致します^^ (2013年1月4日 23時) (
レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - かたつむりさん» た､ただいまです!!笑 明けましておめでとうございます^^待っていてくださって嬉しいです*私なんかの小説で良ければ是非これからも読んでいただきたいです!!二章の波瀾をお楽しみに^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - たむさん» ただいまです~^^そのまま是非是非ソンギュペンに…← 嬉しいです´ ｀* 二章も作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致しますね^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - きど。さん» ありがとうございます^^二章を作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致しますね~^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - ゅかちんさん» ただいまです~^^わぁ､ありがとうございます!!是非是非ソンギュペンになってください(*´∇｀*)笑 ウェルカムですよ~* 二章作成させていただきましたので､そちらもよろしくお願い致します^^ (2013年1月4日 23時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：軌蘿 | 作成日時：2012年12月1日 21時
