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医者｢あらーダブルですねー｣
｢あちゃー……
溶連菌、インフルエンザダブルでかかるとは…
予想外だな｣
医者｢薬たくさんありますけど、頑張って。｣
｢はい、、｣
見慣れない高級住宅街の中を歩く。
何故かって？
私はここの所、ほとんど家から出ていないのだ。
高級住宅街をまじまじと見たのはここに来た以来なのだ。
みんなを外に出してあげたい。
でも、ジスくんがダメって言う。
外は危ないから、外に出たらダメだと。
私はこれを聞いた時、○プンツェルの継母の○ーテルじゃん、って思った。
確かに危ないけれど、いずれ外に出ることになるのだから出しておきたいのだ。
でも……
｢ただいま。
……可愛い……｣
こっそりと戻ると、ジョンハンくんがチャニくんのゆりかごに伏せて眠っていた。
きっとチャニくん、起きたんだろうなぁ。
ジョンハンくん頑張ったね。
偉いね。
頭を撫でると、起きたのか少し目を開けてジョンハンくんがこちらに飛びついてきた。
可愛い……
｢ただいま。
いい子にしてた？｣
ｼﾞｮﾝﾊﾝ｢せんせー……おかえり……｣
｢ふふ、お疲れ様。
寝てていいよ。｣
ｼﾞｮﾝﾊﾝ｢……｣
満足そうに笑って私の胸の中で眠る。
私は背中にスンチョルくんがいるので、
先にスンチョルくんを下ろして、布団に寝かせたあと、ジョンハンくんも布団の中にIN。
｢……はぁ。｣
病院って行くだけで疲れるもんだ。
あー疲れた。
私も少し寝ることにした。
??｢……しぇんしぇ？｣
なんだろ、聞き覚えのないしぇんしぇだ。
聞き覚えのある声だが、このしぇんしぇは聞いたことないぞ。
誰だ。
うっすらと重い瞼を持ち上げる。
するとそこには。
｢ふあ？！｣
きゅるんきゅるんのお顔をしていらっしゃる、スングァンくんがいた。
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作者名：wzcl | 作成日時：2021年9月7日 7時
