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からんころーん
｢こんにちはー｣
ｽﾐ｢こんにちはー。
問診票に記入と検温よろしくお願いします。｣
※もう一作品の『紅一点生活は大変です。』より出張！
スミさんです！
｢はーい。｣
少し混雑気味の病院の待合室の相手いる席に座って待つ。
｢スンチョルくん、お熱測れるかな。｣
ｽﾝﾁｮﾙ｢んー……｣
｢ちょっと腕失礼？｣
少し腕を浮かせて、服の隙間から体温計を滑り込ませて脇に挟む。
｢えっと……
お名前が……｣
問診票
お名前 チェ･スンチョル
歳 5歳
身長
体重
体温
｢知るか｣
分からない問題は飛ばせと先生に言われてきたからね、飛ばさせてもらう！
ピピピピッピピピピッピピピピッ
｢おう
……げっ！よ、40.6℃……？！｣
初めてみた、こんな高いの……
つぎつぎ、
症状
頭痛 高熱 喉の痛み 咳
薬の種類の指定
｢あ〜……
スンチョルくん、ごめんね。
薬ってお粉？錠剤？シロップ？座薬？
何使ってた？｣
ｽﾝﾁｮﾙ｢……おこな……｣
｢分かった、今度もお粉？｣
ｽﾝﾁｮﾙ｢んーん、たま……｣
｢たま……錠剤のこと？｣
ｽﾝﾁｮﾙ｢ん……｣
｢そっか、飲めるかな｣
ｽﾝﾁｮﾙ｢のめる……｣
｢じゃあ錠剤ね？｣
ｽﾝﾁｮﾙ｢うん……｣
錠剤、っと。
あとは……ないかな。
｢すぐ戻るから、ちょっとまっててね。｣
カウンターへ。
｢すみません、身長体重が分からなかったので未記入です。｣
ｽﾐ｢あ〜そうですか、じゃあ今測りましょう。こちらへどうぞ｡｣
｢あ、じゃあ連れてきますね！｣
パタパタとスリッパを鳴らしてスンチョルくんを迎えに行き、抱っこして連れて行く。
ｽﾐ｢はーい、じゃあここに立てるかな、スンチョルくん？｣
｢スンチョルくん頑張って、ぴしっだよ！｣
ｽﾝﾁｮﾙ｢ぴしぃ……｣
ｽﾐ｢そうそう。
……87.5cmですね。
じゃあ次体重計ね。乗るだけでいいから｣
かたん
ｽﾐ｢……えっと……13.2kgですね。
まぁまぁですかね。
はい、OKです。
待合室に戻っていただいて結構ですよ。｣
｢はい、ありがとうございます。｣
ｽﾝﾁｮﾙ｢……｣
｢寝ちゃった……かな？
診察の前には起こさないとなあ……｣
それにしても苦しそうだ。
でも寝顔可愛い。
でも可哀想だけど可愛い(どっちだよ)
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作者名：wzcl | 作成日時：2021年9月7日 7時
