だから私は排球をしない【ハイキュー!!】 (ページ2)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:581 hit

1話ページ2

『高校2年から転入とか終わりだよねぇ…』

『すいませーん』

「あ、こっちこっち。」

「君が侑里さんね。」

「2年(ー)組だからよろしくね」

『ｱｯ､はい。』

先生に首根っこ掴まれて廊下に出されるという…
何だこれ。

『2年の教室は…あそこか。まぁ、まだ時間あるし暇潰そ。』

「ね、ねぇ。ツッキーあの人見たことないけど…転入生？背高くない？」

「は？誰？てか、そんなのどうでもいいんだけど…」

『どうでも良くはないよ。このままじゃ私不審者にされちゃう。』

「うわ。…でか。」

「ツッキーより大きい！？」

『？まぁ、そりゃ女だけどこれでも2年だから。君たちは１年でしょ。てか、お前…背高くない？』

「そうっすけど…というか、背は先輩のほうが高いっすよ…」

『私、侑里A。侑里じゃなくてできればAの方でよろしく。あと、私今日転入してきた。』

「俺が山口忠で、こっちがツッキー！」

「月島蛍です。」

山「よろしくお願いします。先輩！」

『先輩。そうか２年かぁ』

『ところで君達、どこかに行こうとしてるんじゃ？』

山「そうだ！今から部活の入部届け出しに行くんです！先輩も学校案内と一緒にどうですか？」

『本当？ありがとう。行く』

月「じゃぁ、早く行きましょ」

山「あ！ここです！ここが体育館です！」

『へぇ、第2体育館の部活…何部？』

山「？バレー部ですけど…」

『…ちょっと烏と戯れてくるから、さよなr』

月「Aせんぱーい。行きましょうよ。可愛い後輩の言うことが聞けないんですかー？」

『ちょっと、君、自分がゲッスイ顔してることに気づいてる！？』

月「はーやーくー」

『何こいつ。…力強っ』

月「ーー。」

「お？そいつは？入部届けは…持ってなさそうだが。マネ希望か？」

『い、いやぁ…』

「お前見ない顔だな？」

『あ。転入してきました！２年です』

「へぇ、前の部活では何してたの？」

『ぁ…男バレーに…』

「男バレー…？」

『まぁ、色々あったんで。先生合意のもとです。』

「バレーしていたなら丁度いい。マネをしないか！？」

『いや…ごめんなさい。』

「やりたい部活があるのか？」

『いや…そういうわけじゃないんですけどね…排球はもういいかなって…』

月「身長もそんなにあるのにもったいないっすよ」

『うん…まぁ。見学はさせてもらうよ。話の通りだと、月島と山口戦うんでしょ？』