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その後は、僕に、暴力をふるっていたのが表になって。今は武装探偵社というところに匿ってもらっている。部屋は太宰と同じところだ…部屋を用意できなかったらしい
僕自体、ドストエフスキーを殺したことについては、もう怒ってはいない。だけど、あの生活は楽しかったなと思うことがある。普通に過ごしていたら、最初の方は国木田とかに、無愛想だと言われたし、敦には怯えられた。だから、今は笑顔を貼り付けている。貼り付けなくても、勝手に笑顔が出てきた。あの生活に戻りたいな…。
ドストエフスキーは、僕にとって忘れられない人物である。
そして、異能力があることが判明した。等しい人、信頼している人の、寿命がわかる能力だ。
多分。この異能力はもう使えないだろう。等しい人は、居なくなり、信頼している人も出来ない。
…あぁ。この生活が終わってほしいな。なんて…無理な話なのだろうか。
『…行ってきます。』
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作者名：りお〜Rio〜 | 作成日時：2020年5月6日 2時
