▼ ページ12
.
.
'' 昔もよくこうやったな…… "
.
.
その呟きを聞き逃さなかった
「えっ、…昔って」
紫「…あ、またや」
そう言って色のない目で俯く。
.
紫「俺な…昔のこと覚えてへんねん。けどたまにこうやって無意識に呟いてまうねん。」
.
全っ然、思い出せへんけどな！って。
.
.
私が泣いてるとき、いつも崇裕は私の頭を撫でてくれてた。
懐かしい感覚…、これが凄く落ち着く。
.
……ダメだよ、期待しちゃ。
.
.
紫「……昔の俺のこと知ってるん？」
そう聞かれてドキリとした。
まっすぐ見つめられた目を逸らすことができない。
.
「…分からないです。だって、昨日が初対面ですよ？」
そう言って、言い出したい気持ちを堪える。
でも崇裕は不満そうな顔。
.
紫「…なんでか知らんけど、落ち着くねんな。
照史と一緒におるときみたいで、楽やねん」
.
" …せやなあ、昨日初めて会ったんしな、なんでやろ " ってひとり言のように何やら考え込む。
.
.
『あれ、�陲舛磴鵝�』
振り返るとそこには、同い年くらいの女の子が立っていた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1007人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫苑*(プロフ) - のんすけ。さん» ほんとですか！嬉しいです…。ありがとうございます！！ (2017年10月10日 22時) (
レス) id: a9503ca5f6 (このIDを非表示/違反報告)
のんすけ。(プロフ) - すっごく続きが気になります…！私こういう胸が詰まるお話大好きなので更新楽しみにしてます^ ^頑張ってください！！ (2017年10月9日 18時) (レス) id: 6426b2cd37 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑*(プロフ) - 虹香さん» ありがとうございます、頑張ります！！！！ (2017年10月8日 22時) (レス) id: a9503ca5f6 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑*(プロフ) - 真衣さん» めっちゃ嬉しいです…。ありがとうございます！！！！ (2017年10月8日 22時) (レス) id: a9503ca5f6 (このIDを非表示/違反報告)
虹香 - すごく面白かったです！！更新頑張ってください！！応援しています！！ (2017年10月8日 16時) (レス) id: 08ce2e4352 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫苑*
| 作成日時：2017年9月27日 22時
