日常4 ページ34
A
取り敢えず上がってと言われて家の中に入って現在、佐野家のリビングでエマに紹介してもらっている。
「まず、この美人なのが成宮Aちゃん!
それで、黒髪のが長男の真一郎!その隣の白髪が、イザナ!まぁ、マイキーは知ってるから良いよね?」
「さっき会ったよね?」
『そうですね。買って頂いたお菓子、初めて食べました』
「え、Aってどら焼き食ったことなかったの!?」
『えぇ。いつもお茶のお供にするのは、洋菓子が多かったから、でも凄く美味しかったよ。
真一郎さん、ありがとうございました』
マイキーから視線を離し、真一郎さんにお礼を言うと顔を赤くして喜んでもらえて良かったと言われた。
...にしても、イザナさんはさっきから話さないが、私が気に食わないのか?
「...お前、エマと仲いーの?」
『仲は普通に良いと思いますが?』
「ふーん」
...何が言いたいんだ、この男。
「Aねぇは凄いんだよ!渋谷に事務所を持ってて、そこの所長さんなの!」
「え!チョースゲーじゃん!!Aちゃん、見た感じ高校生だろ?!大変だろーに、本当にスゲェわ」
『16です。優秀な部下がいるので、いつも助かってます』
「事務所って何してんの?」
『心霊現象の調査事務所です....一応言っておきますが、霊能者ではなくゴーストハンターです』
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作者名:雛乃 | 作成日時:2021年10月29日 23時